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選挙:千葉市長選 一騎打ちの公算大 共産は擁立困難 /千葉

 ◇「つくる会」が熊谷氏と政策協定

 収賄罪で起訴された鶴岡啓一被告(69)の辞職に伴う千葉市長選(31日告示、6月14日投票)に立候補を表明している市議の熊谷俊人氏(31)=民主、市民ネット推薦=が22日、市民団体「市民の千葉をつくる会」と政策協定を結んだ。一方、共産党系の政治団体「あたらしい千葉・みんなの会」は、熊谷氏を支持しない方針を決めたが、共産党の独自候補擁立は困難視されており、市長選は鶴岡被告の後継候補とされる元副市長、林孝二郎氏(63)=自民、公明、連合千葉推薦=と熊谷氏の一騎打ちとなる公算が大きくなった。

 つくる会の舘正彦理事長は、熊谷氏について「若さと実行力がある。市民の目線に立てる人だ」と推薦理由を述べた。熊谷氏は「政策協定には市民本位の原点の要素が入っている。市を大きく変えるという目的を同じくして一緒に頑張りましょう」と話した。

 また、新社会党県本部は21日、熊谷氏推薦を決め、社民党県連も22日、熊谷氏支持を決めた。

 一方、共産党と「みんなの会」は、候補者擁立の進め方に関する不満や民主党との党派的対立から熊谷氏不支持を決め、つくる会から離脱した。【斎藤有香】

毎日新聞 2009年5月23日 地方版

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