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共産系団体 熊谷氏を支援せず

2009年05月20日

 6月14日投開票の千葉市長選で、共産党が構成団体に名を連ねる「あたらしい千葉・みんなの会」は19日までに、独自候補を擁立しない一方で、立候補を表明している市議の熊谷俊人氏(31)を支援しないことを決定した。共産党県中部地区委員会も、民主党が推薦する熊谷氏への推薦や政策協定はせず、民主と共産の共闘は実現しない運びとなった。

 みんなの会は、15日の役員会で独自候補擁立を断念、熊谷氏の支援もしないことを確認した。小柴晃事務局長によると、共闘に向けて調整してきたものの、15日の役員会では、民主党を離党したとはいえ、同党の国会議員らと熊谷氏が並んだ2連ポスターから「民主色」の強さを懸念する声が挙がるなどして、共闘は実現しなかったという。

 統一候補擁立を目指していた市民団体「市民の千葉をつくる会」は、5月上旬に熊谷氏と政策協定を結ぶことを決めたが、みんなの会は、同会とは共闘しないとしており、共産党も共闘しないとみられる。共産党県中部地区委員会は、「独自候補擁立の可能性を検討中」としている。

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