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追い出し屋に賠償命令 大阪簡裁 鍵交換は不法行為

5月22日15時46分配信 産経新聞

 家賃滞納を理由に無断で部屋の鍵を交換して閉め出す「追い出し屋」の被害に遭ったとして、大阪市城東区の派遣社員の男性(37)が家主の不動産会社に140万円の損害賠償を求めた訴訟の判決が22日、大阪簡裁であった。篠田隆夫裁判官は鍵の交換を不法行為と認定し、約65万円の支払いを命令。敷金・礼金なしの「ゼロゼロ物件」などの賃貸住宅の家主や家賃保証会社が、鍵を交換したり荷物を撤去したりして借り主に退去を迫る例が多発しているが、鍵交換に賠償責任を認めた司法判断は初めてとみられる。

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最終更新:5月22日15時55分

産経新聞

 

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