2009年5月22日23時58分
山崎製パンが横浜市戸塚区の横浜第1工場で製造した菓子パン「北海道チーズ蒸しケーキ」に、長さ約3センチの細い木片が混入していたことがわかった。パンは今月5日に同市港南区の男性(68)が自宅近くのスーパーで購入。7日朝、半分ほど食べたところで木片に気づき、同市消費生活総合センターに連絡した。
同社が調べたところ、木片は割りばしの破片の可能性があるという。混入原因は不明だが、従業員が弁当を食べる際などに、作業着に付着したことが考えられるという。
同社は8日に同区の福祉保健センターに報告したが、偶発的な混入で健康被害のおそれが低いとして、商品の回収はしなかった。同社によると、このパンは4日に製造。同日にこの工場で製造された同製品は5482個で、県西部を中心に販売されたという。同社は「お客様に不愉快な思いをさせ、申し訳ない」とコメントしている。