HIMENERYUby姫音流風 ( ヒメネルカ ) 姫音流風(ヒメネルカ)です。 このサイトは日記と過去の絵を 中心に構成されております。 日記の内容は不明な発言が多々 あるかと思いますが、 流し流し、お願いします。 ■DIARY■ -------------------------------- 2004年 3月7日: ネットサーフィンなることをやっていたら 昔お世話になっていた方の絵サイトを 発見したりして、嬉しかったです。 ずっと大好きで出るイベントあわせたり してた那木かずさちゃん。 最近連絡とってないけど今でも ほんとに大好き! 同人はやめたみたいだから、 いまさら連絡したら迷惑かな〜…。 (かずさはネットだけで活動してる みたいで…住む世界が違う人になった 気がしてます…;社会人でがんばってて 偉いよー!) それから尚月地さん! 尚さんとは以前一緒に便箋を出そう ってお話もあったのにわたしの方が 同人をやめてしまって申し訳ない ことをしてしまいました。 (今思うと迷惑をおかけするだけ だったからそのほうがよかったのかも …;)サイトを見つけてからは 新作を見ることができてほんとに 嬉しいです。 逆にサイトを発見できなくて 今なにをされているか知りたい のは月読るいじさん。 (わたしの事おぼえてらっしゃらな いかもですが(汗)) 月読さんのお友達の蜜村ハルさん。 えのきかのこちゃん。 ご存知の方はお知らせくださると 泣いてよろこびマス!!! (会話がマニアックすぎて わかんない方ごめんなさいー!) 2月29日: ほんっとにこっちのサイトはゆっくり 更新ですね〜。チェックしてくださって る方には申し訳ないです! ココア2話の作画終わりましたー。 1ヶ月かかったんですね〜。 途中のんびりやりすぎた〜。相当 遊びながら作画してました〜。 作画中は楽しいな〜ってカンジで サクサクやってたんですが 原稿終わって編集部に持っていくときには すでに「自分の実力ってこんなものか… まだまだやれる、とか思ってても この程度が限界なのかな…」 みたいになっててほんとわたしって 困った人(笑)。 でも前よりはよくなっているのでは… とは思います。 投稿の時から今でもずっとそうなんですが 原稿やってるときはいいもの描けた! って思ってて出来た瞬間から次こそは! と思う…。 そうそう、表にも書いてますが 原稿友達に手伝ってもらいました! 主に小物を書くのとトーン。 まえに一緒にアシスタントしてた友達 なのですがやっぱうまいわ〜。 すっごい助かりました〜。 ストレスが全くない。信じられる!? 友達でも兄弟でも、人に手伝って もらったことのある人は分かると 思うんだけど人に原稿を任せると 絶対カンペキに自分の理想どおり というわけにはいかないじゃないですか。 どこかしら自分の癖とは違うものに なってくるものだと思うんですが わたしが今まで手伝ってもらった 人たちはすべからくそれがないのです。 依頼した処理のわたしの癖を 完全コピーしてくれるの。 わたしが自分で処理した時の 背景の癖とかペンの入れ方、小物の ディフォルメ具合、トーンの削り方 と角度、果ては時間短縮のための こだわらない点まで。 自分でやったのと変わりません。 プロアシはさすがです。 わたしはほんとに環境が恵まれてる と思います〜。いつまでもこういう 方々に頼れるわけではないから、 それを忘れないようにしないと いけないんだけど。 今回お願いした方は少女漫画をあまり 読まない方だったので、(ていうか ジャンプの人だから…ヒカルの碁 とか矢吹さんの作品全部やってた人) 時間短縮のためにトーンの配置と 指定を私自身がやりました。 というのも上に書いた とおりテキトーな仕事はしない人なので 前回のコピーをみたり資料調べに時間が かかっちゃうから。 それもあってほんとに自分でやったのと 変わらない。それ以上にもそれ以下にも しない。調子に乗ってトーンの 張り込み増やしちゃった☆ (うわ…;) どこをやってもらったのかは まず誰にも分からないでしょう! (あ、トーンに隙間があるところは わたしがやったとこ(笑)) 1月28日: あれれ・表サイトにひめりゅ更新って かいたままずーっと放置してた; なんのためのおしらせか。 今ココア!2話の作画やっています〜。 実はわたし去年の秋頃からずーっと 元気がなくて実はとても自信なくして スランプ?みたいなカンジでなんか変 だったんです。被害妄想もすごかったし。 (実はココア!1話を描く前から。 こんなこと言っていいの? よくないんじゃないの?) 担当さんが電話してきても 「・・・・・・ハイ・・・・」 みたいな(笑) でも最近やっとそれも終わったかな 〜ってかんじです。 今でも原因がわかんないんですけど 多分…時間を惜しんで作画する くせがついて自分のなっとくのいく 絵を長く描いてなかったこと…か、 ながくひきこもりすぎた…?(笑) 外出はしてるんですけど、 前ほど友達に会ってなかったし ずっと夢を語ったりしてないし…。 生活に刺激がなかったかな〜とか。 そっちが大きいのかな。 なにか原因があれば考え方とかで また調子も出たかもしれないけど わからなくて困りましたね〜。 よくサイトの日記とかに 「わたしの漫画は最低だ」みたいに 感情ぶちまけなかったと自分を褒めて あげたい(爆笑)。 ってあたりまえのことか。 今は平気です。元気になりました。 いろいろやったからね。 カラーイラストを描いたり 友達の仕事場の話をきいたり。 遊んだり。自信はあいかわらず あまりありませんが少なくとも 自分は絵を描くことが好きなんだと 思えるようになったというかんじ です。自信はある程度ないと いけません。口では自信ないとか 言っていても。 ところでなかよし編集部では 最近、新年会があったそうですね。 わたしは行きませんでした。 詳しく言うと長いのですが担当さん の事情で。とはいえたとえ呼ばれて いたとしてもそのころのわたしは 携帯の電源を切って遊びまわって いたのでちゃんと通じたかどうか 不明なのですが(笑)。 あ、今思い出したのでかいときます けど、ウチのサイトは表も裏も アクセスログ解析とかしてませんから 安心してくださいね。 1月13日: とあるサイトで自分の昔の絵を 発見してびっくりしました。 自分の集めている同人便箋を載せている サイトさんだったんですが、 私の便箋もかなり集めてくださっていて 今や私も持っていない絵まであったので なんかうれしかったです。 私の便箋、全部で40種ちかくありますが そのサイトには20種以上のっていて びっくり。このサイトより充実; 実はほぼ全部もってる方というのもいて 今もこのサイトを見てくださってる のです。 ほんとありがたいです。大好きです。 このサイトにはそういう昔の絵を 載せようと思ってたのにあまりのせれて ないですね〜。下手すぎてのせれるものが なかったりして。 とりあえずL:10が出てきたのでUPしました。 表サイトにも載せてますが初カラー便箋で 雑誌にも載せてもらえて思い出の多い 絵でした。 1月11日: へこんだ内容の文のまま更新サボって ましたね;ごめんなさい! 絵柄、また研究してますよ。 前回の日記に画面で見た印象と 印刷後の印象とは違うと描きましたが それは…ほんとはもっとステキ とかそういう意味ではなくて(笑)。 目の中の書き込み事なんですけど 自分ではかなりキラキラしてて いかにも少女漫画ってカンジだな、と おもっても本で見ると意外に地味だったな とおもったりするのですよ…。 んで原稿用紙にもっとキラキラに してみようと思って描いてみると キラキラしすぎて恥ずかしいんですよ。 特に男の子が、あんまりキラキラ目になると 自分の好みと外れるんですね。 でも印刷後の状態をみるとこれも 好みとは違う、と…。 なんでしょうね〜。 私の場合、自分の好みより若干キラキラぎみ に描いたら本では丁度良くなるのかも 知れません。 難しいです。 少年誌の漫画家さんに相談したら 「目の中の光が多いほど感情が見える。 黒目がちなほど感情が分かりにくい。 どちらがいいということではなくて キャラによって使い分けたり… たとえば感情をあまり表に出さない キャラは黒目がちに、とか利用できる」 と教えてもらえました。さすが先輩。 イラストでは黒目がちなほうがすきでも 感情を表す漫画となると別。 自分の好みとは違う問題になるという ことでしょうか。 自分の問題点がわかったのでまた 研究がんばります。 12月20日: ラブリー冬の号が発売されました! ほんとにごめんなさい…。 へこんでますよ〜。なんてヘタレなんだ…。 全部ヘタレってますが、特に絵にかんしては 原稿で見てるときと印刷されたのでは なんかとても印象が違うのですよ…。 じぶんの原稿の上では自分の好きな絵柄で 描いたつもりでも他の方と比べてみると なんか華がないというか…。 時間がなかったということはないはずです。 確かに前より時間はかかってないけど あの時点では満足するまで描いたつもりです。 表サイトにもかきましたがほんと次回は がんばります。いつもがんばってるつもり なんですが毎回本がでるたびに全く冴えない 自分にあきれます…。絵柄を華やかに!! もっと華やかに!!画面というか絵柄を! 担当に久しぶりにこれ言われましたよ〜。 話については今2話目を構想中です。 というかプロットがなかなかできず 予定を押しまくってて担当に 「こんなことじゃ困る」といわれてます よ(笑)。ははは…。 言われていることが投稿中と変わってない んですがこんな作家でいいんですか…?? 読者の反応も知らないままに描く 2話目…。なにが成功したのかわからない ままに描く…。みんなやってることとはいえ わからないことだらけです。 ココア!1話の感想、希望などありましたら メール下さい。苦情はご遠慮ください…。 (へこむので(笑))ていうか わたしこのサイトみてくれてる方 信用しすぎですか。投稿者さんたちの事。 共に上を目指す仲間のように感じてるのは どうか。あぶないか。そんなことないか。 他の作家さんの漫画がおもしろすぎて おもしろすぎて…。 実力のある方がうらやましい…。 遠慮なしにかくと本音、こういうかんじ ですよ〜。 11月30日: ゴジラファイナルウォーズ見てきました! 東宝試写室でマスコミプレミアでした! 講談社につれてってもらったんじゃないよ。 同じ列に出演者がひとりと監督さんがいらしたよー! すごいよー。 今年のゴジラはすごいですね。]星人最高! (また言ってる…(笑)) 一般公開が楽しみです!また見に行くぞー! 11月24日: うわ!1ヶ月以上放置してたんですね! びっくり☆チェックしてくださってた 方にはほんとに申し訳ないです。 最近どっちのサイトの日記にも書けることが なくてしかもなんか時間がなくなって 仕事ばっかやってました。 いいわけですね、ごめんなさい。 ラブリーで連載という形のお仕事を いただきましてとりあえず一話目を 上げました。ついさっき。 びっくりですよ〜。嬉しいんですけど 〆切の1ヶ月と10日前にお知らせを受けまし て…これまでのペースから考えると 一気に時間がなくなったな〜って カンジだったんですけど意外にちょうど 締切日にできました。〆切を2日くらい 伸ばせそうと聞いていたのを考えると ちょっと偉いかも??なんて。 今回は40Pを20日で作画しました。 全部ひとりでやりました…。 連載作家さんなら普通ってとこですが 自分新記録なので自分だけは ほめようかと思います。 この日記を見てくださっている方は ほとんどいないと思いますが長々 書いているのは自分のためな様です。 でも見てくださっている方に有益な 情報を入れねばと常に考えているのは 癖なのかなんなのか。 今回作画中に昔のことを思い出したの ですがわたしはどうして少女漫画家 になりたいのに週刊の少年漫画家の アシスタントをはじめたのだったか。 そこまで絵の勉強をしなくても少女 漫画家にはなれるんじゃないかとは 思っていましたし実際使った時間の 割に合うほど今の原稿に生かされて いるかが素人目にわかりづらい。 ではどうしてかというと、単純に 表現したいものが表現できない もどかしさを少しでも緩和したかった のだな、と思いました。そういえば ラピュタのような景色を駆け回る シーンを書きたいと思ったけど 真っ白な紙の上で固まってしまった ことから自分の画力のなさに 幻滅し、愕然としたんでした。 最初のアシ先の先生厳しかったな。 この先生の師匠の師匠は車田正美 先生だったんですよね。なんか 車田式スパルタ教育の名残みたいな ものがあって、朝から掃除洗濯 やってからアシスタントの仕事、 うまくかけないと怒鳴られるし 一度も破かれなかっただけマシ かなというくらい。 怒られた事よりも自分の不甲斐なさ がくやしくてくやしくて、 毎週1回は泣きながら描いてましたね 。鬱病の先輩にリストカットの 後輩、涙が原稿に落ちないように工夫 するのが大変で(笑)。おもしろい かっこうで描いてたと思いますよ。 睡眠時間は5時間。厳しい先生と 優しい先輩のもとでパースなどの 基礎知識を覚えました。今かなり 忘れててやばいんだけど。 ひとマスの3分割の仕方は覚えて るんだけど5分割がちょっと微妙…。 点が遠くて取りづらい図のパースの 割り出し方なんかは完璧に忘れてて 以前ちょっと困りました。 財産大事にしようよわたし…。 ばかだな…。忘れたらなんにも ならないのに。 その先生のトコで1年やりました。 次がジャンプの作家のトコですが そこでは精神的な苦痛は全くなくて 友達感覚で仕事をしてるとこでした。 でも技術を教えてくれることは 全くなくて成長しようと思ったら ひたすら人の後ろに立って技術を 盗み見るしかなくて。盗みました 盗みました。ここは精神的には 苦しくなかったけど体力的に すごいきつくて3日間拘束で睡眠が 5・3・0でした。睡眠とらないと 描けないわたしでしたので さすがに仕事が終わってからは 爆睡で投稿する体力がなかなか 残ってなかったのが精神的に つらかったです。手も痛くて…。 その中から投稿するしかなかった んですが、ここで3年もかかって しまいました。 根性論なんて古いと思う方も いらっしゃるかもしれませんが 今のわたしはここまでこれたん だからこれからもがんばれるという 自分への自信だけはあるように 感じます。車田式は肌にあっていた んだろうな(笑)。 技術は伴っていませんが がんばることだけはやめないと いうか。 いまだに描けない構図がたくさん あって画力、構成力共に 自分に自信は全くなく、原稿が 終わるたびに落ち込み、漫画を 描いているといやなことも たくさんあるのですが わたしはこう考えてやっている、 ということを誰かに聞いてほし かったんです。 ご清聴ほんとにありがとうございました。 こんな真面目な話は表でしても おもしろくありませんし、読者さん にとっては距離が生まれることにしか ならないのでこれからはあまりしないと 思います。最後、最後。 ちなみにわたしそう言う割に 自分の漫画の背景は 丁寧に描いてませんよね。 キャラに時間をかけたいから、 背景は時間を最小限に抑えてやって います。実はこれをわたしの4年間だと 思われるのはキツイ…(笑)。 詳しく言うと見る側の問題もありまして きついパースのかかった背景などは 読者さんになじまないかなと。 わざとくずすこともあります。 わたしの漫画の背景はほとんどが 一発描きですが、でもジャンプ作家の アシ時代も後期は同じく一発描き背景 時々やってたので…(人の原稿なのに!?) スピード面では生かされてたりするの ですが…そんなのは伝わらないよね…。 ところでこれを読む人はほんとに いるのでしょうか。 《top オリジナル --------------------------------- ABOUT LINK