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球児堂々、意気高く 春季高校野球県大会開会式


 第61回県高校総体は20日、盛岡市の県営運動公園陸上競技場で総合開会式を行い、88校、約1700人の生徒が力強く行進。インターハイを目指して始まる戦いに決意を新たにした。

 選手行進は、盛岡三新体操部の笠水上ゆりえ主将(3年)を先導に、山田からスタート。最高気温が25・6度まで上がった強い日差しを浴び、校旗を掲げた各校選手団が堂々行進した。

 吉水宗男・県高体連理事長(盛岡三副校長)が開会宣言。各競技の優勝旗が返還され、井上節夫・県高体連会長(盛岡三校長)は「県内では(2年後の北東北)インターハイをはじめ、全国大会が続く。皆さんのいっそうの羽ばたきを期待する」とあいさつ。

 全国高校選抜大会ボート・女子シングルスカル準優勝の山根由絹(宮古3年)が「一生懸命戦い抜くことを誓う」と力強く選手宣誓した。

 参加した応援の生徒は約1万5000人。選手団が退場すると、スタンドやフィールドで、各校ごとに熱気があふれる応援合戦を繰り広げ、若いエネルギーを爆発させた。

 競技は22日の陸上競技からスタートし、28日−6月1日までの前期に8競技、6月4−8日の後期に23競技の計31競技を行う。

【写真=各校の応援団が見守る中、堂々と入場行進する選手たち=盛岡市・県営運動公園陸上競技場】

(2009.5.21)

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