都教育庁、校長のセクハラ未処分 休職で調査保留 |
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東京都多摩地区の都立高校で昨年9月、50代の男性校長が、文化祭の催し物のお化け屋敷で女子生徒2人の体を触るなどしたにもかかわらず、処分を受けていないことが、19日分かった。 生徒側から「不快な思いをした」などと苦情が出たため、校長は生徒や保護者に謝罪。校長が心労などを理由に休職したことから、都教育庁は調査を保留し、公表もしていなかった。 都教育庁によると、校長は昨年9月14日、お化け屋敷に審査員として入り、女子生徒の体を腕で引き寄せ、髪を触ったり、肩をなでたほか、別の女子生徒の手首をつかみ、引っ張るなどしたという。 校長は同26日から休暇を取り、現在も休職中。同校には昨年12月、新しい校長が就任した。 都教育庁は「休職中で詳しい事情を聴けず、事実関係を確認できていない。放置しているわけではない」としている。
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(初版:5月19日21時11分) |