音声ブラウザ専用。こちらより記事見出しへ移動可能です。クリック。

音声ブラウザ専用。こちらより検索フォームへ移動可能です。クリック。

NIKKEI NET

音声ブラウザ専用。こちらより記事見出しへ移動可能です。クリック。

北朝鮮にタンクローリー不正輸出図る 容疑の貿易会社社長を逮捕

 弾道ミサイルの発射台などに転用できるタンクローリーを北朝鮮に不正輸出しようとしたとして、兵庫県警外事課は19日、韓国籍で住所不定、京都府舞鶴市の貿易会社社長、鄭麟采容疑者(50)を外為法違反(無許可輸出)の疑いで逮捕した。同課によると、同容疑者は「納得できない」と容疑を否認しているという。

 逮捕容疑は昨年1月28日、大量破壊兵器開発などに転用できる製品輸出を規制した経済産業省の「キャッチオール規制」対象の大型中古タンクローリー2台を北朝鮮に輸出するため、輸出許可が不要な韓国に輸出した疑い。

 同課によると、2台の最大積載量は約12トンで、荷台を改造すればミサイルの発射台に転用でき、ミサイルの燃料運搬も可能という。2台は神戸港から韓国・釜山港に渡った段階で、経産省の通報を受け、同国内で停留されている。(11:52)

関連記事

社会 | おくやみ