ディズニーランドに行くならこれを読め！
青月社のおくる 本にまつわる情報マガジン
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■ 「知りたいことは
■ 本に聞け！」 第57号
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あ〜、ぬか漬け三昧。
みなさんこんにちは。青月社の望月です。
先週、この欄でぬか漬け話をしたところ、
多くの方からアドバイスをいただきました！
ありがとうございます！
みなさん結構、ぬか床シッターだったんですね。
それからというもの、毎日まぜまぜしているわけですが、
「あら、今日はちょっとべちゃついてない？」
とか
「お、表面のでこぼこ感がいいぞ」
とか、
日によってぬか床の表情が微妙に違ってたりしているので、
いつのまにか帰るとまず
「今日のぬか床ちゃんは元気かな〜」
と思いつつ、まずはぬか床を見るのが日課となりました。
それはそれで充実した時間です。が、
最近、オレ、日々の憂さまでぬか漬けしてない？
という疑念も。
ということで、今週のおすすめ本は……
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┃ ★第57号おすすめ本★
┃ ディズニーランドに行くならこれを読め！
┃ 『最後のパレード』
┃ 著・中村克
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『最後のパレード』
著：中村克
発行：サンクチュアリ出版
定価：1260円
今、盗用疑惑で渦中の本である。
出版社のホームページには謝罪の言葉はない。
盗用ではないが、誠意をもって対応したいと書いてある。
その内容がほとんど２ちゃんねるからの
転用であることが問題になっているのだろうが、
そもそも不特定多数が書き込むことが前提である
インターネットの掲示板において盗用も何もない。
さすがに、読売新聞掲載の作品はまずいのかもしれないけれど。
まるで、自分の体験談のように語っていることが
モラル的に許せないということなのではないか。
注目すべき点は、この本がすでに発行部数が50万部、
実売部数が23万部ということだろう。
純粋にウラヤマシイ。
今回の件を糾弾する人たちの多くは、やっかみ半分で
ネットの掲示板のエピソードを本にまとめただけで
そんなに儲けるなんて、許せない！みたいに思って
いるんじゃないだろうか。
出版不況といわれて久しいが、２ちゃんねるで
語られているエピソードをリライトするだけで
ベストセラーが生み出せるという現実から目をそむけてはいけない。
安易に作ったものが決して売れないわけではないことは
血液型本の大ヒットも証明している。
色々と考えさせられることが多い本だったが、涙腺の
ゆるい僕はずっと泣きっぱなしだったことも事実である。
ディズニーの接客の素晴らしさ ★★★★☆
推薦者：並河
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新連載！ 世の中ってこんなオモシロイ！
「見過ごせないB級ニュース」 (15)
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★「今、カレを車でひいている」と110番★
宮城県警塩釜署は17日、
同県七ヶ浜町遠山、無職星かおる容疑者（30）を
殺人未遂の疑いで現行犯逮捕した。
発表では、星容疑者は同日午後10時30分頃、
多賀城氏町前の市道で、メールで呼び出した交際中の男性（29）
を乗用車ではね、側溝に落ちてはい上がろうとしたところを再びはねて、
殺そうとした疑い。
星容疑者は、
「今、彼をドブに突き落として車でひいている。
救急車を呼んで」
と自ら110番。
電話口からボコボコ物が壊れるような音がしたため
警察官が急行すると、
星容疑者の車の前に、
泥だらけの男性がフラフラしながら立っていたという。
男性は全身打撲だが命に別条はないという。
調べに対し、星容疑者は
「別れ話を切り出されて憤慨し、
死ぬような目に遭わせてやろうと思った。
5回くらいはねた」
と容疑を認めている。（4/18読売新聞夕刊）
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
【検証】
なんとおっとろしい話でしょう！
カレの方も、5回もはねられてよく生き残っていましたね。
それにしても、なんと猟奇的な彼女でしょうか。
この記事を読む限りでは、
この二人がお付き合いを始めてどれくらいなのかは分かりませんが、
少なくともこのカレは、きっと星さんの、
このような危険性を察知していたのでしょう。
それで別れ話を切り出したところ、
このような事件に巻き込まれてしまったということですね。
でもまあ、男性女性、どちらが加害者になるにせよ、
こういった話って、割と聞きますよね。
ただし、この「車でひく」というのは、異例ですね。
せいぜい相手の家の前に汚物を撒くとか、
イタ電を何百回も繰り返すとか、
その辺が通常の行動ですからね。
しかも、供述では
「死ぬような目に遭わせてやりたい」
とおっしゃっているらしいですが、
フツー5回もはねれば、確実に死にますよ！
「死ぬような」じゃ済みません。
それともこのカレは
ヴァンダレイ・シウバ並みの漢（おとこ）だったんでしょうか。
（※ヴァンダレイ・シウバをご存知ない方はコチラ）
↓↓↓
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%B4%E3%82%A1%E3%83%B3%E3%83%80%E3%83%AC%E3%82%A4%E3%83%BB%E3%82%B7%E3%82%A6%E3%83%90
もっとも、カレがヴァンダレイだったら、
ひく方も死に物狂いにならないと危ないですね。
それにしても、どうして警察に通報したんですかね。
それもまだ「ひいている最中」にですよ。
行為が終わった後に、
「あ、私一体何をしてしまったんだろう…」
って悩んで電話するなら分かりますが、
まだ、制裁行為を続行中に自ら通報ですからね。
この辺、犯罪心理学者の方の分析を是非とも聞いてみたいです。
迂闊に別れ話もできない世の中…
小生もついつい昔の出来事を思い出しました。
「あんたねえ！月夜の晩を独りで歩くときは、後ろに気をつけなよ！！」
彼女の声は今でも、ふとした時にこだまとなって小生の古傷をかきむしります。
でも、それくらい相手に夢中になれる恋愛をしてみたいものですね☆（黒澤）
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青月社の売れ筋本ランキング！
〜Amazon・書店・当社直売の総合〜
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●第１位：「評伝 本田宗一郎」
著：野村 篤
※先日出版記念パーティーも行われた本書「評伝 本田宗一郎」
相変わらず根強い人気です。
一般の読者の方のブログなどでも続々と高評価をいただいています。
これまで本田宗一郎に関心のなかった方も、この本なら
10年後も本棚に残しておきたいと思うはず！
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●第２位：「クルマはふつうの価格で買ってはいけない 赤」
著：南原 竜樹
※「マネーの虎」のクール社長・南原氏の最新刊です！！
これはただのクルマ購入ノウハウ本ではありません。
南原社長が読者の収入を本気で変えるために書いた本です。
この本を読んで、実際に会社を辞めて起業した人もすでに出てきています！
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●第３位：「着物トレーダーを卒業せよ 陳 満咲杜の為替の真実」
著：陳 満咲杜
※現在、扶桑社より新刊発売中の陳氏の処女作です！
再び火がつき始めた「着物トレーダーブーム」。もしかしてまだな人は今すぐコチラへ！
【注意】「本物トレーダー」になりたい方のみご購入下さい。
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●第４位：「はじめるなら 東京でマンション経営」
著：ニッテイ広報委員会
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●第５位：「気のせい？あなたが恋愛・結婚をしていないのは…」
著：須田友善
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●第６位：「リサイクル書店開業のススメ」
著：長嶋敏行
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●第７位：「できる子はやっぱりそろばんをやっている」
著：塩澤雄二 監修：石戸謙一
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「第13回 熱血！読書会」 開催のお知らせ
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第13回の読書会も深いテーマになりそうです！
まだまだ席が余っています！
みなさま、ふるってご参加ください！
非常にオープンなイベントなので、
初参加の方もお気軽にお申し込みくださいね！
それと、一点お詫びがございます。
次回の課題図書である『生存者』（新潮文庫）ですが、
現在、書店では入手することができない絶版本という
ことが判明しました。本屋さんに探しにいかれた方、
すみませんでした！
入手されたい方は、amazonのマーケットプレイス
（http://www.amazon.co.jp/gp/offer-listing/4102188010/ref=dp_olp_1?ie=UTF8&qid=1240386154&sr=8-1）
でご購入できますので、よろしくお願いします。
もちろん、宝探し感覚で古書店めぐりをするのも粋ですね。
【課題図書】
『生存者』
著・Ｐ.Ｐ.リード 訳・永井淳
発行：新潮文庫
似たようなタイトルの本がたくさん出版されていますが、
新潮文庫のものを買えば値段も安いし、間違いありません。
当日「あれっ、話が噛み合わないなぁ」という珍事件を
避けるためにも、新潮文庫のものをお読みください。
【日時】5月13日（水） 19:00スタート
【場所】花咲酒蔵 ウメ子の家 秋葉原駅前店
（http://r.gnavi.co.jp/g493553/map1.htm）
（秋葉原駅昭和通り口改札を出てすぐ!!ビッグエコーが入っているビルの２階です）
※お店は圏外のため携帯電話がつながりません。
場所が分からない場合は、お店に直接お電話ください。
「ウメ子の家」電話番号 03-5209-2300 青月社 並河を呼び出してください。
【参加費】お一人様￥3000（飲み代です）
ご参加ご希望の方は、
下記のフォームからお申し込み下さい。なお、締め切りは5/11（月）と
させていただきます。たくさんのご応募お待ちしております。
↓↓↓↓↓↓
http://my.formman.com/form/pc/2g6ib8YAMAPm9zgo/
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編集後記
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われわれが小学生だった頃、
学校の校庭って、ほとんど開放されてましたよね。
今って、違うんですね。
防犯上でいろいろと問題があるんでしょうけど、
放課後に校庭で遊ぶということが今はできないんです。
その件でひとつ、物申したいことがあります。
私の住む江東区には「校庭開放事業」という
自治体の事業があります。
週に２回、小学校の校庭を子供たちに開放しますよ、という
事業なんですが、これは事業なので当然お金をかけているわけです。
児童の保護者が持ちまわりで、校庭開放日に監視役として
立ち会う見返りに、自治体から保護者に日当が出るんです。
おかしくないですか？
校庭を閉鎖したのは、自治体です。
それを開放するための事業やるんで、
税金使いますよ、というもの自治体なわけです。
すんごく、腹が立ちます。
しかも平日の昼間に強制的に
あなたは校庭開放の当番ですよというお呼びがかかる。
パートや派遣で働くお母さんは、仕事休まにゃならんですよ。
何が「女性の働きやすい環境を目指します」だ。
そんな日当もらうより仕事行ったほうが稼げるんじゃ！
今日は社会派の笠井でした。
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発行・編集：株式会社青月社 望月勝
URL:http://www.webkis.jp
TEL 03-5833-8622 FAX 03-5833-8664
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