奈良放送局

2009年5月18日 20時48分更新

発熱などで欠席 1100人超


大阪や神戸で新型インフルエンザの感染が拡大していますが、奈良県内で、発熱などインフルエンザのような症状を訴え、18日に学校を休んだ児童・生徒や教職員は、1100人を超えていることが奈良県の調べでわかりました。

これは、18日に開かれた荒井知事を本部長とする県の対策本部会議で報告されたものです。

それによりますと、中高校生や教職員、合わせて1100人以上がインフルエンザのような症状を訴え、18日、学校を休んだということです。

このうち、136人は38度以上の発熱とせきやのどの痛みなどインフルエンザの疑いが強いということです。
県教育委員会では17日、県内の学校関係者に対し、発熱などインフルエンザのような症状を訴えた児童・児童や教職員については、学校を休ませるよう指示を出していました。

県では、19日以降、対象の児童・生徒や教職員に対し、学校の担当医などが電話で問診をしたうえで、インフルエンザの可能性のある人については、県内に3か所ある発熱外来で診察を受けるよう求めることにしています。