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◆ 県議定数能登2減金沢2減案 |
県議会の定数問題で、自民党県連は8日、議員協議会を開き、能登と金沢でそれぞれ2ずつ削減とする会派としての案をとりまとめました。 議員協議会に先立って開かれた役員会では、能登と金沢でそれぞれ2ずつ削減するという意見と、能登で1、金沢で2、加賀で1をそれぞれ削減するという意見が対立しました。 最終的に挙手による多数決で自民党県連として能登と金沢でそれぞれ2ずつの削減を提案することを決めました。自民党の案は週明けに開かれる県議会の選挙区・定数検討懇談会で示されあわせて、減員の対象選挙区についても話し合いが始まる見通しです。 |
◆ フグしゃぶで食中毒 |
5月5日、穴水町の食堂でふぐ料理を食べた男女ふたりが食中毒の症状を訴え一時、入院しました。 ふぐによる食中毒が発生したのは穴水町の食堂「風傍」です。 県によりますと5月5日、この食堂で昼食に「ふぐしゃぶ」を食べた神奈川県に住む30代の男女ふたりが口のまわりがしびれるなどして一時、入院しました。 ふたりは現在は回復して退院しています。 能登北部保健福祉センターではこの食堂「風傍」を8日から3日間の営業停止処分にするとともに 従業員に対しふぐの取り扱いと衛生管理を徹底しました。 |
◆ 解禁前にアユ釣り書類送検 |
県が定めるアユ釣りの禁止期間中にアユの稚魚63匹を捕獲したとして白山市の男が8日県内水面漁業調整規則違反の疑いで金沢区検察庁に書類送検されました。 書類送検されたのは、白山市の73歳の無職の男です。 松任警察署によりますと、男はアユ釣り解禁前の先月24日、白山市徳光町の大川でアユ釣りをして、稚魚63匹を捕獲した疑いが持たれています。 調べに対し男は、「解禁前だということは知っていたが、自分で食べる為に釣っていた」と話しているということです。 |
◆ 父娘死亡自殺の可能性強まる |
7日、父親と娘2人が死亡していた白山市の住宅では、妻が帰宅した時、自殺に使ったと見られる発電機がまだ動いていたことが消防関係者の話で分かりました。 警察では父親がガス自殺した可能性を強めています。 7日午前7時すぎ、白山市曽谷町の自営業、森川 渉さん自宅で、渉さんと小学生の娘2人が死亡しているのが見つかりました。 消防関係者によりますと、渉さんの部屋にあった業務用の発電機は妻が外出先から帰宅した時にはまだ、動いていました。 こうした現場の状況などから、警察では渉さんが発電機の排ガスによる 自殺を図り、別の部屋にいた娘2人が巻き添えになった可能性が高いとみて調べを進めています。 |
◆ ウイルコ前会長ら再逮捕へ |
障害者団体向けの郵便料金割引制度が悪用された事件で、大阪地検特捜部は白山市の印刷通販大手、ウイルコの前の会長ら7人を8日中に、別の会社が関わる事件の共犯として再逮捕する方針です。 大阪地検特捜部は8日、新たに東京都港区の健康食品通販会社「元気堂本舗」の窪田 勝社長65歳の任意同行を求め、会社を家宅捜索、午後にも逮捕する方針です。 捜査関係者によりますと、窪田社長や6日、郵便法違反の罪で起訴されたウイルコの若林 和芳被告57歳らは、2006年から去年にかけ、元気堂本舗など複数の広告主のダイレクトメールあわせて1千数百万通に東京の障害者団体などが発行する定期刊行物を同封しました。 そして、障害者団体向けの割引制度を利用して、通常なら1通で120円かかるところを8円前後の郵送料で発送し、10億円以上の差額の支払いを免れた疑いが持たれています。 特捜部は容疑が固まり次第、窪田社長を郵便法違反の疑いで逮捕するとともに、共犯として若林被告ら7人についても8日中に再逮捕する方針です。 |