現在、私のパソコン、並びに何人かの将棋関係での知り合いのパソコンに、頻繁にウイルスが進入を試みております。
 これは、4月中旬より始まりました。低レベルから高レベルまでいろいろありますし、スパイウエア、マルウエアもいろいろな形で現れております。
1つの事例を書いてみましょう。

 5月11日
ウイルス名:W32.IRCBot
時   刻:15;28:21並びに15:28:22
処理方法 :遮断
S F 名:ノートン360(SF:セキュリティソフト)
ウイルスは、ボットウイルスといい、総務省のサイバークリーンセンターによりますと、次のようになります。

ボット ウイルスとは、コンピュータを悪用することを目的に作られた悪性プログラムで、コンピュータに感染すると、インターネットを通じて悪意を持った攻撃者(以下「攻撃者」という)が、あなたのコンピュータを外部から遠隔操作します。
感染すると、この攻撃者があなたのコンピュータを操り「迷惑メールの大量配信」、「特定サイトの攻撃」等の迷惑行為をはじめ、あなたのコンピュータ内の情報を盗み出す「スパイ活動」など深刻な被害をもたらします。
この操られる動作が、ロボット(Robot)に似ているところから、ボット(BOT)ウイルスと呼ばれています。

 これは、現在世界中に広まりつつあるウイルスで、フィシング行為等により、口座からのお金の流出等が考えられる、大変に悪質なものですが、日本における攻撃による被害は、現在表面に出ているものはほとんどありません。これに関してのサイバークリーンセンターの見解は、警視庁のサイバー犯罪対策室への相談でした。そして、そのサイバー犯罪対策室の見解は、不正アクセスと考えられるかどうかでした。
 対象方法に関しては、両者とも詳しい内容を教えていただくことが出来ましたが、
私に関しては、すでに対処方法を実施していたものでした。

1.ルーターを有線にして設置する。
2.IE(インターネットエクスプローラー)をIE8にバージョンアップする。
3.優秀なSF(セキュリティソフト)を導入する。
4.CCCクリーナー(ボットウイルス対策ソフト・サイバークリ-ンセンター配布)
等による、受身としての対策のみでありました。

 確かに、これらのことの実行によりウイルスの進入は防げるでしょうが、それに対する積極的な犯罪取締りには問題があるようです。つまり、警察でも取り締まり管轄 外の海外よりの不正アクセスに関しては、難しいのだと思われます。
 私の場合にも、海外からの不正アクセスであろうと思われます。理由は、その履歴のファイル名が次のようであったからです。

C:>documents and settings>鵜川善郷>local settings>temp>vs0dck1i.00
並びに
C:>documents and settings>鵜川善郷>local settings>temp>vs0dck1i.011

であり、>の部分が逆/(キーボード文字列最下段一番右、ろの部分)であり、これは
日本語のキーボード上のものではなく、海外において打たれたものの可能性があります。(わざとそのように見せかけている可能性もありますが)

現在のネット社会においては、このような犯罪もあることの一例として本日は書きこまさせて頂きました。