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技術のすりあわせ

イメージ:液晶パネルの、テレビ映像の、そして関連部材の技術者たちが亀山工場で高度な技の「すりあわせ」を行っています。

“亀山パネル”を作る「すりあわせ」

いろいろな部材の組み合わせから成り立つ液晶パネル。部材同士の相性が最適化されることで、優れた表示特性を発揮するのです。そのためには、技術者同士の密接なコミュニケーションが必要です。
亀山工場の周辺には、既存の天理工場(奈良県)、三重工場(三重県多気)があり、車で約1時間程度で行き来できるため、それぞれの工場にいる世界最先端の液晶技術をもつエンジニアたちが、互いにそのリソースを共有化し、新しい液晶技術の進化を促し、亀山工場で醸成させることが可能です。
また、三重県が推進するクリスタルバレー構想のもと、フラットパネルディスプレイ産業の関連企業が多数集積していることから、関連企業とのコミュニケーションを互いに深め、新規部材の開発や製品設計の開発スピードを飛躍的に高めることが可能です。

写真:第8世代マザーガラス

第8世代マザーガラス


“亀山テレビ”を作る「すりあわせ」

亀山工場は、世界初の、液晶パネルからテレビまでの一貫生産を行う垂直統合型工場です。これは、ただ単に物理的な効率性のためだけではありません。亀山工場で起こっているシナジー効果、それは液晶技術とテレビ映像技術の融合です。
デジタルハイビジョンテレビの映像に焦点をあわせた液晶パネルの開発。液晶パネルに最適化されパネルの良さを最大限引き出す映像エンジンの開発。それらは、まさに亀山工場の匠たちによる「秘伝のタレ」ともいうべきエッセンス。最先端の技術者たちによるハイレベルの「すりあわせ」から、部門の垣根を越えたモノづくりの強みが生まれます。

写真:テレビのエージングテスト工程

耐久性テスト



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