みんカラ

2009年05月13日
昼の記事はちょっと腹立つ電話で・・・(^^;;

そのあとプルプルしながら書いたんで(≧≦)


神戸のIさんがんばってくださいね。v(*'-^*)bぶいっ♪


プロの皆さん、ユーザーの皆さん

この業界で皆さん苦戦と言われるトヨタ202ブラックカラーの変更って知ってます?

昔の202と現行の202は何が違うでしょう?

1Kから2Kになった?ぐらいはご存知だと思います。

それだけ??(^^;)


202は大変だよぉ〜って口癖になってません?

そう思い込んでいませんか?

206や209と何が違うの??

未だ昔の202だと思って他言してますが・・・勉強しないと恥ずかしいですよ。

画像は、1Kソリッドブラックです十数年以上前のZ28カマロです。

非回転型のクロス研磨でさえ顔料が落ちています。

ホーロー層切ってしまいました・・・これが皆さんのイメージの昔の202です。

カーボン顔料の厚みで、紫外線や汚れを抱え、自ら劣化して剥離する事で塗装を守って

いた為に、200μも厚さがありましたね。

塗装は洗剤やアルカリ質で解けて剥がれていきます。

私達のシャンプーと角質と同じです。

それで10年は塗装が剥がれない計算でした。

しかし今は、この顔料の厚さが半分になったことはご存知ですか?

でもトータルの膜圧は差ほど変わりません。

クリアーが30〜40μその分吹かれています。

と言う事は・・・マイカブラックもメタリックも変わらないですよね?

膜圧が薄く感じるのは、体積収縮が大きくなっているからです。

違うのはクリアーの性質や、光輝材で乱反射させて目立たないだけですよね?


このカマロの時代の塗装は、熟練の人間でなければいつまでも磨き傷や艶が戻らずに

大変だった事から、磨き泣かせと言われた塗装です。

そこから皆さんイメージが変わってないのです。


この時代の塗装は、WAXなどの石油質のコーティングが塗装に浸透して大変でした。

アクリル繊維でイオンクリナーなどで丹念に脱し洗浄をしないと鉄粉から汚れまで

塗装内部に入り込んでしまい面倒な塗装でした。

この塗装が主流だった時代に、ガラスコーティング(無機質コーティング)が考え出さ

れたのですが、ガラスコーティングが認知浸透した昨今・・・既にクリアーが改良され

ガラスコーティングと変わらない塗装へ変わりました。

それを知らずに、ガラスコーティングを施し・・・結果今までに気にしなかった被害が

出始めてきており・・・技術者が自分の技量(知識含む)を見直さず液剤の性質にした

事がどのコート剤が良い?だのおかしな流れになってきました。


1000分の1mmに満たないガラスコート剤に塗装は守れるの?

守れるのであれば、クリアー塗装は30〜40μも必要ないのではないですか?

それでは、メーカーは何故30〜40μと言うクリアーの厚さを出したのでしょう?

車は新車から10年は確実にどんな自然条件化でも塗装が剥がれないという計算です。


それを新車で半分にしたらどうしますか?

10年後に・・・ただ同じ車を10年も乗る人は皆無に等しいですよね・・・


日産のR35GTRの塗装は、外注で磨きやコーティングが入ると保障が無くなるそうです。

日産は、国産メーカーの中でも塗装に拘り独自の開発をしています。

ミッドナイトパープルなどの技術は、今の車の塗装概念を大きく変えましたね。

5イヤーズコートしかディーラーに使わせない徹底もただの内製化ではないのです。

だからと言って、5イヤーズが良いかという話は・・・です。


傷を取って、艶を出す


一番分かりやすくてよいです。

ただ私がこの仕事をはじめた時は、今のように塗装は機械塗りばかりではなく手塗りも

あり、クリアーされているもの、されていないもの様々な状態でした。

なので塗装によって全てを変えなければいけなかった時代だっただけで今はその必要は

昔ほどなくなったのです。

工法が今までとは変わる・・・当たり前です。

今まではコーティングだったものが・・・メンテンス剤の認識になります。

クリアー塗料が経年で剥がれ落ちるので、クリアーを再生する工法です。

それがガラス樹脂コーティングになります。


そして塗装のデメリットを緩和させるものが、一昔前のポリマーやカルナバロウへと

逆戻りしていく事で、新たなプロテクション効果となります。


研磨剤も塗料と同性質・・・知ってました?

酸化アルミ・・・酸化チタン・・・だから塗装の艶があがるのです。

私の開発中の研磨剤は、更に塗装へ近くなり研磨粒子を変えます。

メーカーのクリアー塗料の性質に合わせた研磨剤のセッティングです。

番目ではなくなります。



これからも市販と業務用の検証や研究を行い、安く、早く、確実なシステムを考えます。

たくさんのユーザーさんの手の届くシステムを今後広めたいと思います。

これもHさんはじめ協力していただいた皆様の技術結晶の成果だと思います。

ありがとうございます。
Posted at 2009/05/13 01:54:43
プロフィール
洗車と磨きディーティール研究 専業プロ向けの記事ですので一般の方はスルーしてくださいo(*^▽^*)oあはっ♪
<< 2009/5 >>
     12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930
31      
ファン
7 人のファンがいます
QRコード
QRコード
このブログを携帯でご覧になれます
©2009 Carview Corporation All Rights Reserved.