鴻池官房副長官:「女性と宿泊」報道 責任取り辞任の意向

2009年5月13日 0時57分 更新:5月13日 1時16分

鴻池祥肇官房副長官
鴻池祥肇官房副長官

 鴻池祥肇官房副長官の女性問題が13日発売の「週刊新潮」で報じられることが分かり、鴻池氏は12日、問題の責任を取り辞任する意向を固めた。13日に麻生太郎首相に辞表を提出し、首相は受理する。鴻池氏は首相と同じ青年会議所の出身で、麻生政権にとって打撃となるのは必至だ。

 週刊新潮によると、鴻池副長官は4月28日から2泊3日で、静岡県熱海市のホテルに女性と宿泊した。往復には国会議員に支給される「JRパス」を使用した。4月末は新型インフルエンザの発生を受け政府が対応を強化している最中で、政府・与党内からは「緊張感に欠ける行動だ」との批判が出ている。

 河村建夫官房長官らは12日に与党幹部らと対応を協議し、「辞めさせざるを得ない」との判断で一致した。

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