2009.04.28
【PROFILE連作ｼﾘｰｽﾞ�А杤佝燃Δ柾菠發垢謦橘ヲ樺瓦燭�
4/25
明日は大山倍達の命日だ｡もうあれから15年｡1922年生まれの総裁だから､今生きてても85歳…体は不自由になっても眼光は衰えてないと信じる｡それにｶﾞﾝｺなところも｡
私が未だに許せないのは､総裁が逝った3日後の関東少年大会｡最前列の役員席で三瓶啓二が笑ってた風景だ｡埼玉TVで放映してたのに…私が三瓶を切ったのはあのｼｰﾝが最大の引き金だった｡あの人間を絶対に信じちゃﾀﾞﾒだ｡
4/26
Blogでも書いたが､出版界には魑魅魍魎が徘徊する｡気天舎の悪どい商売を聞いてあまりにも酷いのでYoshikoも呆れたほどだ｡気天舎は前から信用出来ないと盧山先生に忠告していた｡
｢陰口は嫌いですから気天舎の西岡さんを自分に会わせて下さい｡如何に下劣な商売してるか先生の前ではっきりさせますから｣
西岡氏は古い知り合いらしく､どうしても自分が詐欺紛いの事をされてる事実を信じたくなかったようだ｡だが現実は現実だ｡
｢調子だけいい､軽いところがあった｣
盧山先生も西岡氏について呟いた｡そういう人間こそ信用出来ないのだ｡ﾃﾞｶい悪事を働く度胸もない｡ｺｿｺｿと小さな詐欺紛いしか出来ない半端者ばかりだ｡
ｲｰｽﾄﾌﾟﾚｽの小林はとんでもないﾜﾝﾏﾝ社長で食わせ者だ｡裸の王様と言ってもいい｡数社の関係者が何度も打合せを繰り返し､問題を1つひとつ解決してやっと築き上げた計画を簡単に崩しておいて､こちらに挨拶ひとつない｡非常識この上ない人間だ｡自分が切れ者だと勘違いすると相手に対して傍若無人になるものだ｡
出版社と一言でいってもﾋﾟﾝからｷﾘまである｡実は裏は総会屋､右翼､政治ｺﾞﾛ…なんてｻﾞﾗである｡だから私はﾔﾊﾞｲと思うと必ず訊く｡
｢失礼ですが､そちらはどちらかの代紋を背負っていらっしゃるのでしょうか? つまり稼業の方でしょうか? もしそうならば､私共もその筋を通してお付き合いさせて頂きますが…｣
それで相手がﾋﾟﾝ!ときた反応を示せばﾓﾉﾎﾝだ｡不怪訝な態度を見せれば､ただ狡いだけのｶﾀｷﾞである｡
ｲｰｽﾄﾌﾟﾚｽの小林にもそう訊いた｡
｢何言ってんの？ そんなのに答える必要ない｣
それで私は腹が座った｡向こうの狙いは銭を30％下げろという点しかない｡だが､それが無理な事は今までの打合せで明確になっている｡要は夢現舎にその分､｢泣け｣という魂胆があるのは明白だ｡
私は徹底的に理屈と理論を駆使して捲し立てた｡何としても謝罪させなくてはならないと思った｡何故なら小林は夢現舎のみならずYoshikoに責任を被せ始めたからだ｡
Yoshikoに罪を被せた…これが私を完全に怒らせた｡きっと小林の60余年の人生で､これほど罵倒された事はなかっただろう｡豪傑ぶるﾔﾂに本物の豪傑はいない｡大体がｹﾂの穴の小さなﾔﾂだ｡小林はその最たる者だ｡だが筋が通っているのは当然こちらの方だ｡小林の傲慢極まりない口調など私にはまるで子供騙しだ｡とうとう最後に小林は責任を認めた｡
私は｢責任を認めるだけじゃ謝罪にならんわ｣と追い詰めた｡そして｢夢現舎さんとTsukamotoさんに申し訳ありませんでした｣と言わせた｡
このtroubleは私が沖縄､Yoshikoが東京での出来事だった｡これからは2人一緒に沖縄で､どこかのﾊﾞｶとｹﾝｶしたいものだ｡
明日は大山倍達の命日だ｡もうあれから15年｡1922年生まれの総裁だから､今生きてても85歳…体は不自由になっても眼光は衰えてないと信じる｡それにｶﾞﾝｺなところも｡
私が未だに許せないのは､総裁が逝った3日後の関東少年大会｡最前列の役員席で三瓶啓二が笑ってた風景だ｡埼玉TVで放映してたのに…私が三瓶を切ったのはあのｼｰﾝが最大の引き金だった｡あの人間を絶対に信じちゃﾀﾞﾒだ｡
4/26
Blogでも書いたが､出版界には魑魅魍魎が徘徊する｡気天舎の悪どい商売を聞いてあまりにも酷いのでYoshikoも呆れたほどだ｡気天舎は前から信用出来ないと盧山先生に忠告していた｡
｢陰口は嫌いですから気天舎の西岡さんを自分に会わせて下さい｡如何に下劣な商売してるか先生の前ではっきりさせますから｣
西岡氏は古い知り合いらしく､どうしても自分が詐欺紛いの事をされてる事実を信じたくなかったようだ｡だが現実は現実だ｡
｢調子だけいい､軽いところがあった｣
盧山先生も西岡氏について呟いた｡そういう人間こそ信用出来ないのだ｡ﾃﾞｶい悪事を働く度胸もない｡ｺｿｺｿと小さな詐欺紛いしか出来ない半端者ばかりだ｡
ｲｰｽﾄﾌﾟﾚｽの小林はとんでもないﾜﾝﾏﾝ社長で食わせ者だ｡裸の王様と言ってもいい｡数社の関係者が何度も打合せを繰り返し､問題を1つひとつ解決してやっと築き上げた計画を簡単に崩しておいて､こちらに挨拶ひとつない｡非常識この上ない人間だ｡自分が切れ者だと勘違いすると相手に対して傍若無人になるものだ｡
出版社と一言でいってもﾋﾟﾝからｷﾘまである｡実は裏は総会屋､右翼､政治ｺﾞﾛ…なんてｻﾞﾗである｡だから私はﾔﾊﾞｲと思うと必ず訊く｡
｢失礼ですが､そちらはどちらかの代紋を背負っていらっしゃるのでしょうか? つまり稼業の方でしょうか? もしそうならば､私共もその筋を通してお付き合いさせて頂きますが…｣
それで相手がﾋﾟﾝ!ときた反応を示せばﾓﾉﾎﾝだ｡不怪訝な態度を見せれば､ただ狡いだけのｶﾀｷﾞである｡
ｲｰｽﾄﾌﾟﾚｽの小林にもそう訊いた｡
｢何言ってんの？ そんなのに答える必要ない｣
それで私は腹が座った｡向こうの狙いは銭を30％下げろという点しかない｡だが､それが無理な事は今までの打合せで明確になっている｡要は夢現舎にその分､｢泣け｣という魂胆があるのは明白だ｡
私は徹底的に理屈と理論を駆使して捲し立てた｡何としても謝罪させなくてはならないと思った｡何故なら小林は夢現舎のみならずYoshikoに責任を被せ始めたからだ｡
Yoshikoに罪を被せた…これが私を完全に怒らせた｡きっと小林の60余年の人生で､これほど罵倒された事はなかっただろう｡豪傑ぶるﾔﾂに本物の豪傑はいない｡大体がｹﾂの穴の小さなﾔﾂだ｡小林はその最たる者だ｡だが筋が通っているのは当然こちらの方だ｡小林の傲慢極まりない口調など私にはまるで子供騙しだ｡とうとう最後に小林は責任を認めた｡
私は｢責任を認めるだけじゃ謝罪にならんわ｣と追い詰めた｡そして｢夢現舎さんとTsukamotoさんに申し訳ありませんでした｣と言わせた｡
このtroubleは私が沖縄､Yoshikoが東京での出来事だった｡これからは2人一緒に沖縄で､どこかのﾊﾞｶとｹﾝｶしたいものだ｡
私は吉田豪なんて名前を殆ど知らない｡三流誌のﾗｲﾀｰかﾌﾟﾛﾚｽﾗｲﾀｰ程度の認識しかなかった｡
私はどんな人間に批判されてもいい｡だが､批判にもﾙｰﾙがある｡｢○○に書かせたらもっと面白いﾊｽﾞ｣異口同音に書いた…｡これは人格の完全否定だ｡
私も物書きの端くれだ｡痛烈な批判もする｡だが私は｢正論｣､｢正義｣と確信して批判する｡｢〜のﾊｽﾞ｣みたいな曖昧な否定はしない｡それでも､限度を越えてると思ったらｸﾚｰﾑをつけてくればいい｡私は逃げない｡
基佐江里は私が若造の頃から威張っていた｡ない知恵を絞って命名した自らの会社を｢夢うつつだから長くない｣とは何様のつもりか?
基が書くものは例外なくろくな調査も取材もしていない｡文章も文法の乱れた古い文語体で､読んでいても意味が分からず頭が痛くなるほどだ｡
その癖､大山総裁の前では卑屈で異様に従順だった｡総裁が話す事に一切疑問も質問もしない｡この｢卑屈で異様｣さがまた三瓶に似ていた｡こういうﾔﾂを｢鉛筆芸者｣と言うのだ｡悔しければ文句の1つも言ってこい｡ｲﾝﾁｷ野郎が!
私はどんな人間に批判されてもいい｡だが､批判にもﾙｰﾙがある｡｢○○に書かせたらもっと面白いﾊｽﾞ｣異口同音に書いた…｡これは人格の完全否定だ｡
私も物書きの端くれだ｡痛烈な批判もする｡だが私は｢正論｣､｢正義｣と確信して批判する｡｢〜のﾊｽﾞ｣みたいな曖昧な否定はしない｡それでも､限度を越えてると思ったらｸﾚｰﾑをつけてくればいい｡私は逃げない｡
基佐江里は私が若造の頃から威張っていた｡ない知恵を絞って命名した自らの会社を｢夢うつつだから長くない｣とは何様のつもりか?
基が書くものは例外なくろくな調査も取材もしていない｡文章も文法の乱れた古い文語体で､読んでいても意味が分からず頭が痛くなるほどだ｡
その癖､大山総裁の前では卑屈で異様に従順だった｡総裁が話す事に一切疑問も質問もしない｡この｢卑屈で異様｣さがまた三瓶に似ていた｡こういうﾔﾂを｢鉛筆芸者｣と言うのだ｡悔しければ文句の1つも言ってこい｡ｲﾝﾁｷ野郎が!
samurai_mugen at 02:04
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