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4月17日はネット記念日

 倉敷に於けるマイナビ女子オープンの第一局は日本将棋連盟の電子メディア部の実力が試されるネット中継です。
 4月17日午前10時からです。先ずはご覧下さい。
 矢内VS岩根。ネットの解説は清水市代と私。東京では10名以上の女流に男子のトッププロも参加して二元中継の予定です。
LADIES HOLLY CUP

 始まったんですね。女流棋士による自主運営棋戦です。16名が2組に分かれてのリーグ戦ですから各自が7局ずつ指します。
 第一局は4月7日に東京・新宿将棋センターで行なわれました。安食総子VS渡辺弥生。平日の午後2時からでしたが、既に100人を超す人が集まっている。30人ばかり多く来場とのことです。
 囲碁将棋チャンネルも来ていて、これは4月14日夜8時に放映。それ以降も再放送があるようです。
○実戦によって実力向上に資する
○ファンとの交流を図る
 このふたつの目的のための棋戦。当日はインターネット中継もありました。女流棋士たちの自前のものですから満足して頂けたかどうか分かりませんが、どうか次回以降はアクセスして、ご意見や励ましの言葉をお願いします。
 大盤解説は屋敷伸之先生。来場のお客さん達は大喜びで「女流棋士をこんなに近く見たのは初めて」とか「もっと多くこのような企画を続けて」等の声を多く聴いています。

 今後は、今年度だけでも新宿将棋センターでは合計10回対局が予定されています。
 全ては女流棋士達が決めてゆく。手合い日、場所、打ち合わせ等です。平均すれば20代前半の年令の女流達が一生懸命です。どうか応援してやって下さい。又、何かをお手伝いしても良いという方はお申し出下さい。ボランティアです。
 道場の他に教室などで模範対局鑑賞という手もあります。全ては日本将棋連盟の経費で、1円もかかりませんのでお申し出下さい。地方出張も考えているようです。
 詳しくは下記をどうぞ。

http://lppg.shogi.or.jp/kisen-info/holly/01.html

将棋倶楽部24

 将棋倶楽部24でインターネット対局をお楽しみの方は多いことと思います。これは日本将棋連盟の直営電子道場です。席主の久米宏さんは4月に新設した電子メディア部の特別顧問に就任していただきました。30万人近くの人が会員登録しています。
 4月24日は将棋倶楽部24はお休みです。朝から夕方までの予定。サーバーが落ちたりしないようにするために工事中になります。その金額は100万円や200万円ではありません。全額日本将棋連盟の出費です。

 私も久米宏さんも電子メディアのスタッフも、将棋倶楽部24は無料が原則と思っております。
 私はタイトル戦の棋譜と将棋倶楽部24は無料。付加価値をつけたものは、そのうえで有料という考え方です。先週も書きましたが、この姿勢はどうなんでしょうか。やっぱり有料を支持する人の方が多いんでしょうかね。
 将棋倶楽部24に課金しますと会員数は10分の1から15分の1に減ることが予想されます。事業としては黒字ということで成立するでしょうが、私はもっと大きなものを失うように信じているのです。
 儲けようとして足を引っ張られるのは仕方ありませんが、無料ですので皆さん私めへのエールを宜しく。
 社団法人日本将棋連盟はインターネットを通じて一人でも多くのファンに将棋を楽しんでもらうようにします。タイトル戦も全棋戦が棋譜だけは無料になればと努力しますが難しそうです。


 将棋倶楽部24は誰が何と言っても無料です!
 これが公益社団法人を目指す姿勢です。

隠れファン

 奈良へ行った折、西大寺近くの喫茶店と食事をした店をご紹介します。
 近鉄の西大寺駅が最寄駅ですが、とても歩いては行けないところです。どちらも秋篠の森の中にあります。

 先ずは喫茶店から。
DAY BY DAY
 パスタや健康ご飯セットもありますが、コーヒーがおいしい。秋篠の森というのは小高い丘のような森のことですが別世界です。喫茶店とレストランは全く別の店ですが、歩いて2、3分の位置にあります。どちらも「こんな所にお店が」という感じの一見民家風です。
 DAY BY DAYは店のご主人と奥さんが大の将棋ファン。喫茶店には離れがあって、そこは将棋と囲碁の自由対局場になっていたのです。感激した。私もそんな喫茶店があるとは驚きましたが、ご夫妻もプロ棋士が入って来たので驚いたようだ。

 食事の方はノワ・ラスール。こちらはホテルになっています。食事が大和野菜のフルコースで、店の名前も「なず菜」といいます。
 下記のURLをご覧下さい。

なず菜 http://kuruminoki.co.jp/makishino.html
DAY BY DAY TEL:0742-49-5903


まぐろ大会

4月28日の私の日記を再掲します。

昨日はいろんなことがあった日でした。
三崎マグロ大会については、近々全容が明らかになることと思います。最終報告によれば、当事者の話をねじまげて吹聴した者が問題とのこと。それに基づいて、その情報を正しいと信じて日本将棋連盟やその支部、あるいは会長の私への非難をされた方々とは早急に話し合いをしたい考えです。
神奈川県連合会と連盟職員には瑕疵はありません。
弁護士の先生も、将棋の駒を愛しているビルのオーナーにも、その点を原点まで検証していただき「悪いのはこれだったのか」という結論を出していただきたく存じます。共通認識が出来れば幸いです。

 私は会長職にあり、支部連合会や職員がしたことについての最終責任者でもあります。報告書が出て受け取った以上は「知らなかった」では済まされません。
 この件につきましては神奈川県支部連合会や職員とも直接、複数同士で会い確認しました。
○連合会、職員の仕事には瑕疵がない。
○現時点では大人の対応をしておく。
○そのうえで誤解、誹謗中傷、業務妨害に当たることをしている人に対してはどうすべきかを検討。
○早急に話し合いが必要です。オープンの席で全てを明らかにすることが大切かもしれません。

 事実を曲げて吹聴した人と、それを広めることに努力した人がいるようです。
情報

 日本将棋連盟理事会から中井広恵LPSA代表理事に差し出した公開質問状についての答えは簡単です。
 動かぬ証拠を提出、あるいはオープンにして正当化されればそれだけの話です。その時は非が理事会にありますから責任は取ります。
 噂話や酒の席の話とは次元が違う話です。
 さ、さ、動かぬ証拠、文書、証人などを、どうぞお示し下さい。

 実は私はデジタル方面が弱いんです。強力な助っ人やチームの協力なしには私は全く何も分かりません。ネット事業を始めようという会長がこの程度なんで申し訳ない。
 ただ、私のところには良く情報が入ってきます。自動的にといえるくらい入ってくるんですね。
「会長、会長はマメに書き込みなどしているという記述がありました。
でも、調べたところ会長ではなかったことが判明したという記述もありました」
「当り前ではないか。俺、知らないもの」
「正会員のひとりが“マメだ”と書いたものですが、すぐに削除してあります」
「良心的だね」
「削除しても、全て記録している人って居ますけどねぇ」
「どうして同じ仲間なのに、もう一方のなんとかじいさんなる人物は次々にデタラメ書くの?」
「引っ込みがつかないのかもしれませんし、確証を出す用意があるんでしょう」
「ああそうか。後者で俺が謝ることになりたいもんだよ。
それよりも、俺をほめちぎった意見というのは無いのかね」
「はい。支持者は無言です」

 どうしても私には分かりません。匿名なのに誰だか分かることがです。それに消し去った後でも全てが残っているということも分からない。週に1、2回チームから報告がありますが私には理解出来ないことが多いです。
 それにしても平氣で嘘を書く人も居て、世の中は広いです。理事8名が団結して事に当たっているのも心強いし、職員も危機感の共有が出来てきました。

http://www.shogi.or.jp/topics/news/200905/post_183.html