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民主・鳩山氏:「小沢氏辞任なら幹事長も連帯責任」

鳩山由紀夫幹事長。写真は26日の民主党政治改革推進本部役員会の様子=同党本部で2009年3月26日、藤井太郎撮影
鳩山由紀夫幹事長。写真は26日の民主党政治改革推進本部役員会の様子=同党本部で2009年3月26日、藤井太郎撮影

 民主党の鳩山由紀夫幹事長は29日、テレビ朝日の報道番組で、小沢一郎代表の公設第1秘書の政治資金規正法違反罪による起訴を受けた小沢氏の進退問題について「(党の支持率が)落ちて選挙が戦えないと執行部が判断すれば責任を取る。少なくとも幹事長は連帯責任だ」と述べ、小沢氏が辞任する場合は鳩山氏も同時に幹事長を辞任する考えを示した。

 鳩山氏は「役員、執行部のメンバーは小沢代表で行こうと党議で決めた。共同責任だ」と指摘。24日の役員会、常任幹事会で小沢氏の続投を了承したことから、小沢氏が辞任した場合は党執行部全体に責任が及ぶとの認識を示した。

 鳩山氏によると、26日に党本部で小沢氏と会った際、「続投と決断される以上はできる限り支えるが、国民がこの執行部では(政権交代は)難しいと判断した時はお互いに責任を取ろう」と呼び掛け、小沢氏は「分かった」と応じたという。

 また、鳩山氏は同番組で、事件に対する世論の理解を得るため、近く調査チームを設置する方針を明らかにした。小沢氏に寄せられた多額の献金の使途などを調査する。【佐藤丈一】

毎日新聞 2009年3月29日 18時54分(最終更新 3月29日 21時27分)

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