夜。tちゃん、ｎちゃん、ｓちゃんと、居酒屋さんへ。

ぜんぜんおいしくないお店なのだが、家から５分。
細長い４畳ほどの小部屋が借りられる。
誰かの家に集まるよりも、気楽で、おまけに安い。
食事代ではなく、部屋代と思って支払う。

狭い部屋で、皆、壁にもたれて、２，３時間。
笑い続ける。
どんな話をお披露目するかが、問われる会合なのだ。

気難しいお爺さんのところに行ったヘルパーさん（ｔちゃんの友達）の話。

「アンタ、どこから来た？」と聞かれ、
「武蔵○○です。」
「今住んでいるところじゃない！　出身はどこだ？」
「北海道です。」
「じゃ、そこのレキシを言え！」
「えっ、うぅ・・・ち・千代の富士・・・・・北の湖・・・・大鵬・・」
※あまりの気難しさに、動転して、レキシとリキシを間違えてる。

「アンタ、何を喋ってる？　日本語がわからんのかぁ！」と、怒鳴られた。
「ァ・ア・アイム　ソーリー・・・　アイアム　ヘルパー・・・」
※またまた動転。日本語がわからないと勘違いして、
いきなり英語を喋る知人のヘルパーさん。

そのお爺さんとは、まったくかみ合うことなく、
怯えきったあげく、二度と訪問することはなかった。

この話を聞いて、まったく笑わなかったｔちゃんのご主人。
すごいです！