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新型インフル:「疑い例」の報告は慎重に 厚労省が通知

 厚生労働省は9日付で、医療機関から保健所を通じて国に報告される新型インフルエンザ「疑い例」の中に、感染を疑う根拠に乏しいケースが含まれているとして、他の疾患を除外するなど慎重な判断をしたうえで届け出るよう、都道府県などに通知した。

 10日までに医療機関から届け出のあった疑い例は8件(9人)あり、いずれも遺伝子検査の結果は陰性だった。厚労省は「特に簡易検査でA型インフルエンザ陽性でなかった場合は、臨床症状を十分に見極めてから判断をしてほしい」としている。【清水健二】

毎日新聞 2009年5月10日 21時00分

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