【ニューデリー栗田慎一】国際人権団体「ヒューマン・ライツ・ウオッチ」は8日、アフガニスタン東部で3月にあった北大西洋条約機構(NATO)軍の空爆で「白リン弾が使われ、8歳の少女が顔などに深刻なやけどを負った」と非難声明を出した。NATO軍側は白リン弾の使用は認めたが、民間人の負傷は否定した。アフガンで白リン弾の使用が明らかになったのは初めて。
一方、アフガン西部で4日にあった米軍の空爆による死者は9日までに130人を超えている。
毎日新聞 2009年5月9日 20時38分(最終更新 5月9日 20時42分)