ロシア・モスクワで対独戦勝記念日の軍事パレード 「強いロシア」を内外にアピール
ロシアの対ドイツ戦勝記念日の9日、首都モスクワの「赤の広場」で大規模な軍事パレードが行われた。メドベージェフ大統領就任から1年でもあり、あらためて「強いロシア」を内外にアピールした。
ロシアのメドベージェフ大統領は「ロシア国民に対する攻撃には、相応の反撃を加える」と述べた。
就任から1年を迎えたメドベージェフ大統領と、11日から日本を訪れるプーチン首相が見守る中、軍事パレードには、2008年より1,000人多い、およそ9,000人の兵士が参加し、爆撃機や戦闘機なども、2008年の倍の70機が赤の広場上空を飛んだ。
また、大陸間弾道ミサイル「トーポリ」のほか、2009年は、初めて最新の対空ミサイルシステムが登場した。
2008年8月、グルジアで武力行使に踏み切り、欧米とのあつれきを深めたロシアだが、今回のパレードは、アメリカとの本格的な核軍縮交渉を前に、注目が集まった。
(05/10 00:46)