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専門家も否定する…肛門と性器を間違える“ミス”

外科医が女性器に内視鏡挿入

 大腸の内視鏡検査を受けた20代の女性の性器に内視鏡を入れたとして、外科医(53)が7日、警視庁に強制わいせつの疑いで逮捕された。2004年5月の“犯行”で、時効ギリギリの逮捕劇だったが、外科医は「手元が狂っただけ」と犯意を否認している。肛門と性器を間違えるなんて、本当にそんな“ミス”が起こるのか?

 元国立医療センター医師の黒木誠氏は「間違える可能性ゼロとはいえないが、過去に聞いたことがない。手元が狂ったとしても、すぐに“修正”は可能。診察中に継続して挿入していたとすれば、故意としか言いようがない」と解説する。

 内視鏡検査を受ける際、患者の多くは肛門付近に裂け目が入った特製トランクスを着用。診察台上でヒザを抱えるように横たわるため、自然と肛門が露出するという。

 「その状態であえて奥まった位置にある女性器に挿入しようとすれば、何らかの“作業”が必要。通常の内視鏡検査では医師の両手が操作でふさがっており、看護師の付き添いも不可欠。何か理由をつけて看護師を追い払い、犯行に及んだとしか考えられない」

 また黒木氏は“まな板の上の鯉”状態の患者の不安を悪用した可能性も指摘する。

 「被害者は診察中、違和感を覚えつつも声を上げられなかったと考えられる。鎮静剤によって意識がもうろうとしていた可能性もある」

 外科医が勤務していた病院関係者は「同じ病院に勤務していた者として、恥ずかしいかぎり」と話している。

ZAKZAK 2009/05/08

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