( 平成19年04月27日 )
投稿者: 北の旅人
財団法人日本美術刀剣保存協会は文化庁を監督官庁とする公益法人です。 日本刀の鑑定、保存、審査を主業務としており、何段階かに評価画が上がってゆく審査業務には特に人気、評価が高く大切な収入現となっております。 年間の審査収入は会計報告によりますと5億ほどとされております。 ところがその何段階かに評価が上がって行くに従い、販売価格も脅威的につりあがってゆくことに目をつけた一部の刀剣商と呼ばれる方と審査を行う中心的な学芸員が癒着、私物化した上文化財の改ざんなどによって多額の金品が動いております。 平成13年には文化庁から行政指導が入り、癒着にメスが這いいたかのようでしたが平成18年、その指導がいまだ履行されていないことから当時の事務局長が積極的に行政指導に従おうとしたところ癒着職員を中心に強い抵抗にあい、まったく身に覚えのない責任まででっち上げられ協会を追放されてしまいました。 刀剣に携わる職人を中心に事務局長を支援して文化庁の指導に従いまた文化庁とも密接な関係を構築しようとしていた有志たちの努力むなしく、4月25日新評議員会が開催され文化庁の指導に従おうとする意見のものは一掃されてしまいました。 特筆すべきは人間国宝である天田昭次先生が理事からはずされてしまいました。 理由は佐々淳行会長に従わないから、とのことです。 いろいろな意見があり集約して運営の方向性を決めると言うのが正しい財団のありかたと思われますが、警察官僚にはそんなことどうでもよく、お山の大将よろしく専制政治の最たるものとも言えます。 またもう一人の人間国宝である大隅俊平は理事になっておりますが、国から認定を受け補助金を年間何百万ももらっているくせ、文化庁に反し続ける佐々にゴマをすり続けております。 内親王愛子さま誕生の折、お守り刀製作について当然天田先生に決まっていたのにも関わらず、大隅が天田先生の病気をでちあげ横取りした経緯があります。 後にその風聞をお聞きした天皇陛下より天田先生にお見舞いが届いたほどです。 現在、愛子様お守り刀控え打ちと称して、巷には10本以上が出回っております。 宮内庁はそれを承知しているのでしょうか。 大変なスキャンダルになりますこと間違いありません。 悠仁さま誕生の折当然天田先生にお守り製作の依頼が来たのですがそれさえも大隅が横取りを画策いたしました。 このように立場にふさわしい行動を決してしているとはいえない輩を役員にのこしている人事には驚かされます。 この問題は国会でも頻繁に取り上げており、答弁にたった文部科学大臣、文化庁次長が明解に現協会の対応を否定しております。 質疑の代議士の皆さんがこれほど問題意識をもって動いたのも有志諸氏の根強い働きかけによるものです。 しかしながら現執行部はそれを無視し続け、佐々会長においては文化庁の指導は潰すとまで公言しております。 こんなことがまかりとおるのか。 有志諸氏はこれまでおおくの議員の方たちに現状を訴えてきております。 総理大臣経験者、文科大臣、文科大臣経験者いずれも協会の対応のまずさを指摘し、文化庁長官に直接強く指導することを要求してくださいました。 にもかかわらず一向に改善されず、その兆しさえ見れない事実はいかがなものなのか。 それほど目に見えないおおきな力が動いてでもいるのか。 としたらなんとも理不尽なことか。 この問題については複数人が正確な資料を所持しております。 マスコミ関係の方、取り上げる話題性は十分あります。 またおおくの皆様の関心となりますよう。 |