米ドジャースのラミレス、禁止薬物使用で50試合出場停止

読売新聞2009年5月8日(金)13:57

 【ロサンゼルス=霜田聖】米大リーグ機構は7日、通算533本塁打の強打者、ドジャースのマニー・ラミレス外野手(36)に禁止薬物使用(ドーピング)違反で50試合の出場停止処分を科した、と発表した。

 大リーグ機構は薬物の詳細を明らかにしていないが、AP通信は、筋肉増強作用のあるステロイドの使用の痕跡を消す効果のある薬と伝えている。本人は選手会を通じ、「個人的な健康の問題で病院に行った時に、医者からステロイドではない薬を渡された。『大丈夫だ』と言われたが、不運にも禁止薬物だった。自分の責任で、チームやファンに謝罪したい」と説明。ただ、「過去5年間で15度のドーピング検査を受けたが、これまで問題なかったことだけは言いたい」と故意ではなかったことを強調した。

 ドジャースはこの日、ナショナルズ戦の前にミーティングを開き、選手らに事情を説明。トーリ監督は「彼が悪いことをしたのはわかっているが、反省もしている」とかばった。黒田博樹投手は「球場に来てから知り、びっくりした。(出場停止は)チームにとって痛いが、残った選手で力を合わせるしかない」と話した。ラミレスは今季、27試合に出場し、打率3割4分8厘、6本塁打と、チームを引っ張っていた。

 大リーグの罰則規定では、筋肉増強剤などを使った場合、1回目の違反で50試合、2回目で100試合の出場停止、3回目で永久追放処分となる。

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