世界各国で感染が広がっている新型インフルエンザ問題で、都福祉保健局は7日、都と都内各保健所に設けた発熱相談センターへの相談件数について、同日正午までで計5861件になったと発表した。
都は、メキシコ、米国、カナダからの帰国者や来日者で38度以上の発熱のある患者については必ず同センターに電話連絡するよう呼びかけている。だが、実際の相談内容の大半は渡航歴がないが発熱症状のある人で「発熱しているが大丈夫か」などの内容が多いという。
都は、国が新型インフルエンザと認定した28日、都と都内31保健所に発熱相談センターを設置、相談を受け付けている。【江畑佳明】
毎日新聞 2009年5月8日 地方版