最新情報:
疑惑の調査捕鯨、鯨肉横領の再調査を!
――水産庁、日新丸帰港に際し第三者立会い調査を拒否
4月14日、母船の日新丸をはじめとする調査捕鯨船団が南極海から山口県下関港へ帰港しました。調査捕鯨関係者による鯨肉横領の疑惑は、十分な調査がされないまま一年が経ったことになります。この帰港に際して、グリーンピース・ジャパンは水産庁、(財)日本鯨類研究所(以下、鯨研)、共同船舶株式会社(以下、共同船舶)へ鯨肉の荷下ろしについての調査と第三者立会いを要請していましたが、3月10日(金)、要請には応えられないとの回答が来ました。
佐藤潤一と鈴木徹に世界からの応援――鯨肉横領の究明を!
© Kay Michalak/Greenpeace
世界各国で、佐藤潤一と鈴木徹を支持し調査捕鯨関係者による鯨肉横領疑惑の究明をもとめるアピールが行なわれました。
すすきの会場で「あしたの海」が人気
――さっぽろ雪まつり、グリーンピース出典の氷の彫刻
今月5日から始まった「さっぽろ雪まつり」のすすきの会場で、ザトウク ジラ、マグロ、イルカ、ウミガメ、ジュゴンが地球のまわりを泳ぐ氷の彫刻に、 訪れた国内外の多くの観光客が足を止めています。
「さっぽろ雪まつり」に氷の彫刻を出展します
――すすきの会場で「あしたの海」を考えよう!
冬の一大イベントさっぽろ雪まつり(2009年2月5日〜11日)すすきの会場「氷の祭典」にてグリーンピースは「あしたの海」と題した氷像を出展します。現地からのレポートやエピソードを紹介していきます。
ブッシュ政権からの居残り、捕鯨外交の新方針を歪める
――オバマ大統領に新政権の主導権確立と残留役職者の一掃を求める
ハワイからの報道によると、国際捕鯨委員会(IWC)米国コミッショナーのダグ・デマスター博士と、同じく米国を代表してIWCの議長を務めるウィリアム・ホガース博士が先週末、日本の沿岸捕鯨の捕獲数増加を容認することを条件に、南極海のクジラ保護区内で行う調査捕鯨の捕獲数削減を求める妥協案を日本側に提示したと伝えられました。
マグロの資源保護に向けた第一歩!中西部太平洋まぐろ類委員会、本日閉幕
12月8日より韓国・釜山で開催されていた第5回中西部太平洋まぐろ類委員会(WCPFC)が本日12月12日閉幕しました。
「私も連行して」――世界中の若者が捕鯨反対運動に参加
国連の世界人権宣言の採択60周年を迎える12月10日に合わせ、南極海調査捕鯨の見直しと、そして鯨肉の横領を追求したグリーンピース・ジャパン職員二人の公正な裁判を求め、捕鯨に反対する世界290万人の声を代表して各国のグリーンピース事務局長らが東京に集い、総理大臣に要望書を提出しました。
日新丸、南極海へ向け予告なしの出航?
11月17日、因島より出航する日新丸の前で反捕鯨メッセージを掲げるグリーンピース・ジャパン
11月17日午後2時過ぎ、南極海調査捕鯨への出港準備を進めていた捕鯨船団の母船・日新丸が、瀬戸内海の因島(広島県尾道市)南端、家老渡港近くの埠頭を離岸したことを確認しました。日新丸は国際捕鯨委員会がクジラ保護区に指定した南極海に向かうと見られます。
首相と農水相宛に質問書を提出――調査捕鯨に関し
捕鯨船団の出港前の11月14日、グリーンピースは内閣府大臣官房総務課および水産庁資源管理部遠洋捕鯨班を訪れ、麻生太郎総理大臣と石破茂農林水産大臣に宛てた「南極海鯨類捕獲調査に関する質問書」を提出しました。
日本に根付く国際環境NGOとして、また日本の納税者として、昨年まで盛大に行われてきた下関での捕鯨船団の出港式の有無や、日本政府による南極海捕鯨の完全中止決定時期などついて回答を請願しました。
鯨肉専門店閉店・捕鯨船乗組員辞職・出港式中止
――南極海鯨類捕獲調査の基盤ゆらぐ
国際捕鯨委員会(IWC)指定クジラ保護区である南極海に向けた捕鯨船団の出港準備が進むなか、鯨類捕獲調査に新たな経済問題が浮上しました。
財団法人日本鯨類研究所と捕鯨船団の傭船会社である共同船舶株式会社が水産庁に提出した経営合理化案で明らかになりました。
南極海の“不都合な真実”は日本で究明しよう!
グリーンピースは、今年12月から来年3月にかけて日本政府が南極海で行う予定の調査捕鯨に対し、キャンペーン船を派遣するかわりに、日本で調査捕鯨の“不都合な真実”を究明する活動に注力することを発表しました。
日本の調査捕鯨船団に違法船!
――パナマ政府が給油船の船籍を剥奪
南極海で日本の捕鯨船団に給油を行い、鯨肉を日本まで輸送していたパナマ船籍のタンカー、オリエンタル・ブルーバード号の南極海での活動が、パナマ法に違反するとしてパナマ政府はパナマ船籍を剥奪しました。
海洋環境のシンポで国内外の学者・水産業関係が意見交換
「海から魚がいなくなる?私たちが今できること」と題した国際海洋環境シンポジウムが本日10月17日、国連大学ウ・タント国際会議場で開かれ、200名以上の参加者をむかえ、日本や世界の海洋学者・漁業関係者から、日本近海の海洋環境の危機的な現状、世界の海洋保護区の実例、持続可能な漁業や販売の課題と展望などが報告された。
マグロ資源の保護のために
グリーンピース、三菱商事の「クロマグロに関する声明」を歓迎
三菱商事が発表した「クロマグロに関する声明」は、持続可能な漁業構築への貴重な一歩であるとして歓迎するとともに、グリーンピースは、クロマグロを取り扱う世界最大の貿易会社である三菱商事に、持続可能な漁業を考慮するだけでなく資源量回復への緊急な行動基準を定める必要があると訴えました。
鯨肉85トン、無駄な輸入で廃棄処分の期日迫る
今年6月4日以前に北欧から日本に輸送され、国内の保税倉庫に放置されている鯨肉(合計最大85トン)に対し、2カ月以上を過ぎた現在も日本政府は輸入手続きの申請を受けていないことがグリーンピースの調査で明らかになりました。このままでいくと、関税法により3カ月の保管期限をむかえ、廃棄の対象となる可能性があります。
調査捕鯨船・日新丸の帰港に際して、太田農林水産大臣へ要請書を提出
去る7月18日、財団法人日本鯨類研究所と共同船舶株式会社は連名で、水産庁資源管理部長宛ての「鯨肉をめぐる問題についての報告書」を公表しましが、その内容はとても報告書とは呼べない杜撰なもので、客観的な証拠は一切記載されていません。グリーンピースは鯨肉横領の問題について第三者機関による調査が不可欠とし、太田農林水産大臣へ“土産”鯨肉に関する証拠の開示と北西太平洋における調査捕鯨を終えて帰港する日新丸船上での公開説明会実施の要請をしました。
10月開催「国際海洋環境シンポジム」参加費を無料に!
この秋、グリーンピース主催の「国際海洋環境シンポジム」を参加費無料(要事前申込み)に変更し、また開催日は10月17日金曜日として、より多くの皆さまと充実した内容でおこなってまいります。ぜひご参加ください。
豊かな海の自然環境を未来に残すためには? 魚食文化を守る持続可能な漁業とは? 国内外の著名な研究者や先駆的な取り組みを行っている関係者とともに、私たちが今できることを探ります。ご期待ください!
グリーンピース職員の保釈についての声明
弁護士団を介して、保釈されたグリーンピース職員・佐藤は声明を発表しました。
グリーンピース職員の保釈についての声明(2008年7月30日)
「鯨肉をめぐる問題についての報告書」についてグリーンピース・ジャパンの声明
7月18日、財団法人日本鯨類研究所と共同船舶株式会社の連名で発表された「鯨肉をめぐる問題についての報告書」について声明を発表しました。
グリーンピース職員2人、保釈決定!
青森地方検察庁は、窃盗および建造物侵入の疑いで起訴し身柄を拘束していたグリーンピース・ジャパン職員2人を、15日深夜、保釈しました。
グリーンピース職員2人、窃盗および建造物侵入の疑いで起訴――調査捕鯨鯨肉横領の証拠品入手方法について
青森地方検察庁は、7月11日、南極海の調査捕鯨で得られた鯨肉を一部の捕鯨船員が横領していたという証拠を確保したグリーンピース・ジャパン職員2人を、窃盗および建造物侵入の疑いで起訴しました。横領の証拠である鯨肉の入手について問われたもので、2人は起訴後も勾留され、身柄は解放されていません。
青森簡易裁判所、グリーンピース職員の10日間の勾留延長決定――世界29カ国で「真実を明らかに!」の声高まる
青森簡易裁判所は、昨日午後、調査捕鯨船団による捕鯨鯨肉横領を追及し、6月20日に逮捕されたグリーンピース職員、佐藤潤一と鈴木徹に対して、10日間の勾留期間延長を決定しました。二人は東京地検への証拠品提出にいたる経過を詳細に記述した上申書を逮捕以前の5月26日に警察に提出し、いつでも事情聴取に応じると申し出ていました。
グリーンピース職員2人の釈放要求の声高まる
――日本大使館前では抗議活動と座り込みも
【アムステルダム発】調査捕鯨鯨肉横領を追及し、6月20日に青森県警と警視庁公安部に逮捕されたグリーンピース・ジャパンの職員2人の勾留は不当で不要であるとして、世界各国で釈放を求める抗議の声が高まっています。
世界の10万人近くの人々から釈放要求が!
――青森地方裁判所はグリーンピース・ジャパン職員の勾留決定不服申し立て棄却
青森簡易裁判所が、6月20日に逮捕されたグリーンピース・ジャパンの職員、佐藤潤一と鈴木徹に10日間の勾留を決定したことに対し、2人の弁護人が昨日行った不服申し立ては本日、青森地方裁判所により棄却されました。調査捕鯨鯨肉の捕鯨船乗組員による業務上横領を告発した佐藤潤一と鈴木徹はさらに9日間、青森県警に勾留され、取調を受け続けることになります。
青森簡易裁判所の勾留決定に対し不服申し立て
――募集開始後24時間で世界各国から5万通の釈放要求が福田首相へ
日本政府の調査捕鯨副産物である鯨肉について、捕鯨船団乗組員による業務上横領を明らかにするために証拠品として鯨肉入りの箱を確保したグリーンピースの2人の職員に対し、青森裁判所は本日、10日間の勾留を決定しました。
逮捕と家宅捜索は不当で不要――世界でグリーンピース・ジャパン職員の即時釈放を求めるオンライン署名開始
調査捕鯨鯨肉横領の事実を明らかにし、昨日青森県警と警視庁公安部に窃盗容疑で逮捕されたグリーンピース・ジャパン職員2人は現在、青森県警の拘置下にあるが、グリーンピース・ジャパンは本日午前、同団体事務所で記者会見を開き、青森地方検察庁に対し2人の拘留請求を行わないよう意見書を提出したと発表しました。また、グリーンピースでは世界41カ国に広がる各支部から、福田首相に対し、2人の即時釈放を求める世界中からの署名の募集を開始しました。青森地検による拘留請求は明日、6月22日(日)に行われる予定です。
プレスリリース(2008年6月21日)
関連ビデオ(YouTube)
今秋、「国際海洋環境シンポジウム2008」開催
――グリーンピース主催2008年10月17-18日 国連大学にて
今年10月、海洋環境の保護と持続可能な漁業をテーマにしたシンポジウム「国際海洋環境シンポジウム2008」を開催します。 場所は東京・渋谷の国連大学ウ・タント国際会議場。 世界や日本の海洋学・水産学の権威のほか、築地の仲卸業者、そして漁師をお招きし、持続可能な漁業とその実現のために積極的な議論を展開する予定です。
プレスリリース(2008年6月6日)
国際環境シンポジウム2008