北欧からの鯨肉は政府許可なしに日本の保税倉庫に
―― 輸入業者がグリーンピースに証言

グリーンピース・ジャパンは、アイスランドとノルウェーから鯨肉を輸入しようとしている日本の輸入業者を特定しました。同社取締役は鯨肉の一部が日本に到着しているにも関わらず、まだ日本政府の輸入許可を得ていないことを証言しています。グリーンピースは日本政府にこの鯨肉を北欧に返却するよう求めます。

プレスリリース (2008年6月4日)

今年の北西太平洋調査捕鯨は未だ出港できず
――日新丸乗組員は自宅待機

毎年5月末頃に出航している北西太平洋の調査捕鯨は、今年はまだ出航していません。グリーンピースの得た情報によると、捕鯨船団の乗組員は自宅待機の状態であることがわかりました。豪首相の訪日や洞爺湖サミットを目前に、日本の外交の足かせとなっている調査捕鯨の問題を、早急に解決する時期に来ています。

プレスリリース (2008年5月30日)

日本外国特派員協会にて記者会見

日本外国特派員協会にて (c) Greenpeace 日本外国特派員協会にて (c) Greenpeace

5月22日、日新丸船団による鯨肉横領スキャンダルについて、日本外国特派員協会(東京・有楽町)にて記者会見を行いました。外国メディアから「告発レポート」について熱心な質問がありました。同レポートにあったクジラの癌や鯨肉の投棄などの問題の規模や影響などについて意見交換されました。

STOP! 鯨肉横領ホットライン
告発レポート「奪われた鯨肉と信頼 ―『調査捕鯨母船・日新丸』での鯨肉横領行為の全貌」 (PDFファイル2.3MB)※印刷する場合は白黒をお勧めします。
サイバーアクション

鯨肉(ウネス)ひと箱、証拠品として東京地検へ
――グリーンピース、検察の調査に協力

東京地検前にて報道陣の取材に答える (c) Greenpeace 東京地検前にて報道陣の取材に答える (c) Greenpeace

調査捕鯨船団による鯨肉横領の証拠品として確保されていた鯨肉(ウネス)の入った宅急便のダンボール1箱を、「お届け先」の書かれた送付伝票と一緒に本日5月21日午前10時、東京地方検察庁へ正式に提出。

プレスリリース (2008年5月21日)
STOP! 鯨肉横領ホットライン
告発レポート「奪われた鯨肉と信頼 ―『調査捕鯨母船・日新丸』での鯨肉横領行為の全貌」 (PDFファイル2.3MB)※印刷する場合は白黒をお勧めします。
サイバーアクション

東京地検、グリーンピースの告発受理
――調査捕鯨関係者による鯨肉横領、正式調査へ

司法記者クラブでの記者会見 (c) Greenpeace 司法記者クラブでの記者会見 (c) Greenpeace

東京地方検察庁は本日、グリーンピースの星川・佐藤両名が提出した日本の調査捕鯨船団による鯨肉横領に関する告発を受理し、正式な調査を開始しました。

プレスリリース (2008年5月20日)
STOP! 鯨肉横領ホットライン
サイバーアクション「福田首相に伝えよう――鯨肉横領の全貌究明を!」

「お土産」なら合法ですか?

検察庁前にて(C)Greenpeace 検察庁前にて(C)Greenpeace

南極海での調査捕鯨に大規模な鯨肉の横領があるとして、本日15日午後、グリーンピースの星川・佐藤両名は東京地方検察庁に告発しました。

プレスリリース
(2008年5月15日)
記者会見ビデオ
(YOU TUBE)

調査捕鯨鯨肉、調査団による横領発覚
――証拠の鯨肉とともに東京地検に告発

本日グリーンピース・ジャパンの星川・佐藤両名は、日本の調査捕鯨母船・日新丸の調査団が今年、南極海で捕獲した鯨肉を組織的に横領しているとして、東京地方検察庁にこれを告発し、調査過程において証拠として確保した鯨肉1箱を提出すると発表しました。

プレスリリース (2008年5月15日)
告発レポート「奪われた鯨肉と信頼 ―『調査捕鯨母船・日新丸』での鯨肉横領行為の全貌」
(PDFファイル2.3MB) ※印刷する場合は白黒をお勧めします。
内部告発情報を募集します
サイバーアクション「福田首相に伝えよう――鯨肉横領の全貌究明を!」

豪外相とニュージーランド首相の訪日にあたり声明を発表

本日5月8日捕鯨問題が話し合われるとされる豪日外相会談と、来週に予定されているニュージーランド・日本の首相会談を前に、オーストラリアとの共同鯨類調査の実施を求める声明を発表しました。

プレスリリース(2008年5月8日)

G8に向けて南極海の鯨類共同調査を!
―― グリーンピース、捕鯨母船・日新丸の帰国に対して声明を発表

抗議メッセージ「これで調査といえますか?」(C)Greenpeace / Naomi Toyoda 抗議メッセージ「これで調査といえますか?」(C)Greenpeace / Naomi Toyoda

4月15日、南極海のクジラ保護区で捕鯨活動を行なっていた捕鯨母船・日新丸の東京港大井水産ふ頭入港に対し、国際環境NGOグリーンピースは声明を発表しました。調査捕鯨を中止すること、そしてその代替として各国政府と協力し、非致死的な鯨類調査や地球温暖化の影響を含む南極海の包括的な生態系調査を行なうことを日本政府にたいし提案しました。

プレスリリース(2008年4月15日)

ワシントン条約違反のパナマ船、箱詰め鯨肉を積んで日本到着
―― グリーンピース 違法性を訴えてアピール

(C)Greenpeace / Naomi Toyoda (C)Greenpeace / Naomi Toyoda

本日、パナマ船籍のタンカー船オリエンタル・ブルーバード号が大井水産埠頭に入港。同船が積んでいる鯨肉は、「絶滅のおそれのある野生動植物の種の国際取引に関する条約(ワシントン条約)」違反の疑いがあるとして、グリーンピースは、海上から抗議のバナーを掲げ、その違法性を訴えました。

プレスリリース(2008年3月29日)
くじラブ・ブログ-パナマ船籍のオリエンタル・ブルーバード号が東京港に入港-

福田首相へ、グリーンピースよりお手紙
―― G8前に日本は調査捕鯨の計画見直しを!

本日、福田首相へグリーンピースよりお手紙を送り、そのなかで調査捕鯨の国内での自主的な早期解決に努力し、来るG8のホスト国として日本の信頼回復に努めてもらいたいと伝えました。

福田首相への手紙 (PDFファイル 28KB)
プレスリリース(2008年3月28日)

調査捕鯨の鯨肉の日本持ち込みはワシントン条約違反

1月22日南極海洋上で日新丸からオリエンタル・ブルーバード号へ移される箱詰め鯨肉(C)GREENPEACE / JIRI REZAC 2008 1月22日南極海洋上で日新丸からオリエンタル・ブルーバード号へ移される箱詰め鯨肉(C)GREENPEACE / JIRI REZAC 2008

南極海で日本の調査捕鯨母船・日新丸から鯨肉を受け取ったパナマ船籍のタンカー船オリエンタル・ブルーバード号は、近日、日本の港に鯨肉を積み降ろすと見られています。パナマが批准済みの「ワシントン条約」に掲載されているミンククジラの輸出入に関し、同船が許可を得ていないことがグリーンピースの調べにより判明しました。

プレスリリース(2008年3月21日)

大手スーパー、寿司チェーンは鯨肉販売に消極的
―グリーンピース、IWCロンドン中間会合に合わせて鯨肉販売動向調査の結果発表

南極から箱詰めされて運ばれる鯨肉(C)Greenpeace 南極から箱詰めされて運ばれる鯨肉(C)Greenpeace

3月6日ロンドンで行われるIWC中間会合に合わせて、『鯨肉販売動向調査結果」を発表しました。これは、日本の大手スーパーや寿司チェーン店、居酒屋、百貨店など一般消費者に直接かかわりのある食品販売業界のトップ企業5〜7社を選び、電話とファックスで問い合わせたもの。

プレスリリース(2008/3/6)
レポート『鯨肉販売動向調査結果』(PDFファイル188KB)

捕鯨支持の値段交渉セミナー?
―グリーンピース、税金の無駄づかいに抗議

セミナー参加者のバスに向かってメッセージを掲げてアピール (2008/03/03)(C)Greenpeac セミナー参加者のバスに向かってメッセージを掲げてアピール (2008/03/03)(C)Greenpeace

3月3日、外務省主催の「鯨類の持続可能な利用に関するセミナー」会場前にて、福田首相に扮する男性が「IWCに加盟してね!」と書かれた大きな一万円札をかかえ、会場に入るセミナー招待国代表を出迎えました。同セミナーが日本政府と招待国のあいだで、日本の政府開発援助(ODA)の供与と引き換えに、国際捕鯨委員会(IWC)で捕鯨推進支持を取り付ける交渉が行なわれるとして、その日本政府とセミナー招待国に対して、アピール行動を行いました。

プレスリリース(2008/3/3)
レポート「『鯨類の持続可能な利用に関するセミナー』参加国とODA の関係」 (PDFファイル106KB)

70.8%の人が「公海での捕鯨はやめるべき」
―2006年に続き、捕鯨に関する意識調査をグリーンピースが発表

南極海などの公海における捕鯨はやめるべきであると70.8%の人が考えていることが、「捕鯨に関する生活者意識調査」で明らかになった。この調査は、2006年に引き続きグリーンピース・ジャパンが(株)日本リサーチセンターに委託して行ったものです。

プレスリリース(2008/2/19)
「2008年捕鯨に関する生活者意識調査」報告書 (PDFファイル552KB)

「沖縄ジュゴン訴訟」原告ジュゴン側の勝訴について
グリーンピース声明発表

ジュゴンの海、辺野古・大浦湾での環境保護アピール(2007/09)(c)Greenpeace ジュゴンの海、辺野古・大浦湾での環境保護アピール(2007/09)(c)Greenpeace

日米の環境保護団体が米国防総省を相手に起こしていた「沖縄ジュゴン訴訟」で、米サンフランシスコの連邦地裁は1月24日、名護市キャンプ・シュワブ沿岸部に生息する絶滅危惧種ジュゴンへの影響を考慮するよう命じ、原告側が勝訴しました。グリーンピースはこの判決を歓迎します。

グリーンピース声明文はこちら (2008/1/31)

南極海から日本へ 調査捕鯨の見直しを求めるキャンペーン続行
――グリーンピースのエスペランサ号、燃料減少のため帰路に

捕鯨母船日新丸、南極海クジラ保護区にて。エスペランサ号による追跡は15日間にわたり、その間、平和的な非暴力直接抗議活動によって捕鯨再開を防いだ。
(c)Greenpeace/Rezac

【南極海】1月12日より15日間にわたり、日本の捕鯨母船日新丸(8044トン)による南極海のクジラ保護海域で捕鯨行為の監視・追跡していたグリーンピースのキャンペーン船エスペランサ号(オランダ船籍、2076トン)は、燃料の減少のため、本日1月26日、日新丸を離れ、帰路に着きました。

注1:「クジラをとって 御手洗さん!」キャンペーンサイトはくじラブサイトよりご覧になれます。 

プレスリリース 2008年1月26日

「クジラをとって 御手洗さん!」
御手洗キヤノン会長にクジラ保護への協力を呼びかけ開始

キヤノン会長・経団連会長の御手洗富士夫氏にメッセージを送るキャンペーンを開始します。

あなたは、クジラを捕りますか?それとも撮りますか?御手洗さんにクジラ保護の協力を呼びかけるメッセージを送りましょう。是非、ご参加ください!
We can make it possible with canon!

「クジラをとって 御手洗さん」キャンペーンサイトはくじラブサイトより
プレスリリース 2008年1月24日

日新丸、南極条約ので保護域内で洋上給油を行う
グリーンピースは、非暴力で洋上給油中止を訴えて活動

【南極海】本日、南極海にて、グリーンピースのキャンペーン船エスペランサ号は、パナマ船籍オリエンタルブルーバード船から、日新丸が洋上給油を受けたことを確認しました。南緯60度以南での洋上給油は、貴重な南極の環境保全のために決められている南極条約の精神に違反する行為として、60度より北へ移動するよう呼びかけましたが、巨大な給油船は、グリーンピースのゴムボートを挟むようにして無理やり給油を始めました。その模様は右のビデオをご覧ください。

クジラ問題についての詳細はこちら
南極海からの最新情報 (ブログ)
プレスリリース (2008/1/22)

「調査捕鯨支持は日本経済へ悪影響」
グリーンピースが経団連と経済同友会へ書簡を送付

日本の調査捕鯨に諸外国から見直しを求める圧力が増す中、グリーンピース・ジャパンは、経済団体連合会・御手洗冨士夫会長と経済同友会・桜井正光代表幹事へ、「捕鯨問題の日本経済への影響について」と題する書簡を送付し、グローバルな視点で企業活動を行う日本企業は、「政府が行う南極海での捕鯨を支援せず」との立場を国際的に発表すべきであると提案しました。

プレスリリース (2008/1/21)

グリーンピース 南極海から調査捕鯨の見直しを求めるメッセージ発信
日本の“偽”調査捕鯨

調査捕鯨母船日新丸に“偽”の字を掲げるキャンペーナー野田沙京(C)GREENPEACE/JIRI REZAC 調査捕鯨母船日新丸に“偽”の字を掲げるキャンペーナー野田沙京(C)GREENPEACE/JIRI REZAC

【南極海】科学的に無用な調査捕鯨を行う日本の捕鯨母船・日新丸に「偽」の文字をかかげ、日本政府に向けて税金の無駄遣いといえる調査捕鯨の見直しを求めるました。

南極海のエスペランサ号最新情報 (ブログ)
くじらについての詳細はこちら
プレスリリース 2008年1月18日

捕鯨船団、クジラ捕獲海域外へ
エスペランサ号との24時間以上の追跡劇の後


“クジラ捕獲海域”を出る日新丸

南極のクジラ保護区で捕鯨を行っていた日本の捕鯨船団は、グリーンピースのエスペランサ号の24時間以上に及ぶ追跡の末、本日クジラ捕獲海域から退去しました。

南極海のエスペランサ号最新情報 (ブログ)
プレスアドバイサリー 2008年1月13日

南極海で、調査船団発見
科学的調査はクジラを殺さないでできるはず!

無線で捕鯨船団と連絡をとるグリーンピース・ジャパンのキャンペーナー野田沙京(C)GREENPEACE/JIRI REZAC 無線で捕鯨船団と連絡をとるグリーンピース・ジャパンのキャンペーナー野田沙京(C)GREENPEACE/JIRI REZAC

東京, 日本 グリーンピースのキャンペーン船エスペランサ号(オランダ船籍、2076トン)は、本日、南極海のクジラ保護区内の海上で日本の捕鯨母船日新丸(8044トン)を発見、同船によるクジラ保護区の侵害に対し捕鯨計画の中止とクジラ保護区からの即刻退去を要求した。エスペランサ号は現在、日新丸を追跡中。

プレスリリース (2008/1/12)

南極海のザトウクジラの声、収録に成功
グリーンピースの鯨類調査で

日本の捕鯨船団を追跡し、南極海を就航中のグリーンピースのキャンペーン船エスペランサ号は、1月7日、南極を回遊するザトウクジラの声の収録に成功しました。ザトウクジラは変化に富んだ声を発することで知られており、その多くは繁殖期のラブソングだとされています。この度収録された南極海を回遊し食餌を行うザトウクジラの発する声は、世界的に極めて希少とされます。

プレスリリース (2008/1/8)

日本政府がザトウクジラを一時的に捕獲対象から外したことに対しグリーンピース声明発表

12月21日午後、町村官房長官が記者会見で、まもなく南極海で開始される本年度の“調査”捕鯨の対象からザトウクジラを外すと発表したことに対し、国際環境保護団体グリーンピースは声明を発表しました。

プレスリリース (2007/12/21)

居酒屋チェーン『和民』が「鯨肉を扱わない」と回答
グリーンピース・ジャパンのアンケート調査で

ワタミ株式会社へ贈る福袋 ワタミ株式会社へ贈る福袋

グリーンピース・ジャパンが今月初旬から行っていた鯨肉の販売に関するアンケートで居酒屋チェーン『和民』を運営するワタミ株式会社が、鯨肉販売を行っていないと回答し、同社のいずれの外食店舗でも鯨肉を販売していないことが明らかになりました。このアンケートは日本国内で鯨肉を扱う可能性のあるスーパー、百貨店、寿司店・居酒屋それぞれの業界上位企業32社を対象に行っているものです。

プレスリリース (2007/12/21)

ザトウクジラを含む“調査”捕鯨の中止を求めるNGO共同声明
日本の10団体が抗議

IFAW(国際動物福祉基金)、グリーンピース・ジャパン、イルカ&クジラ・アクションネットワーク、エルザ自然保護の会、ピースボート、北限のジュゴン見守る会、ALIVE地球生物会議、関西野生生物研究所、国際海洋自然観察員協会、鉛弾規制同盟の10団体は、南極海で開始される日本政府の“調査”捕鯨に対し、科学的な調査としての役割を逸脱しているとして、中止を求める共同声明を発表しました。

プレスリリース (2007/12/18)

捕鯨母船の新造に数百億円?
日本の造船会社23社にアンケート調査

捕鯨船の写真

南極海のクジラ保護区で絶滅が危惧されている種を含めて1,000頭ものクジラを捕獲し、国際的に大きな問題を引き起こしている日本の捕鯨船団。今年の5月には、日本が新しい鯨肉加工工場を持つ巨大な船(捕鯨母船)を新造しようとしていると報道されました。この捕鯨母船の新造には私たちの税金も使われると思われます。そこで、グリーンピースは捕鯨母船の新造について日本の造船会社23社に対して調査を行ない、その結果をまとめました。

調査レポート「国際的に非難が高まる中、捕鯨母船の新造に数百億円?」(PDFファイル)

福田さん、ブッシュさん、南極捕鯨を終わりにしましょう!
―エスペランサ号、捕鯨船団を宮崎沖で待機

エスペランサ号船上よりアピール(宮崎沖) エスペランサ号船上よりアピール(宮崎沖)(c)Greenpeace

11月15日に下関を出港予定だった捕鯨船団は、17日未明に開かれる日米首脳会談での外交摩擦を避けるために出港を延期したとみられています。このように隠されがちな政府の捕鯨の実態を調査するために、グリーンピースのエスペランサ号は、捕鯨船団を日本から南極へと追跡・監視していきます。

プレスリリース (2007/11/16)
佐藤のくじラブ・ブログ
11月14日提出の水産庁への要請書 〔PDFファイル〕

ICCATが取り締まれないマグロ漁業の実態レポート発表
―グリーンピース、ICCAT開会に合わせて

ケージの中で泳ぐマグロ ケージの中で泳ぐマグロ (c) Greenpeace/Gavin Newman

11月9日にトルコのアンタリヤで開会された「大西洋まぐろ類保存国際委員会(ICCAT)」に対して、生存数に持続的回復が見られるまで北大西洋でのクロマグロ漁の禁止を求める声明を発表しました。また、クロマグロの違法漁業が横行している状況を調査した「海賊たちの略奪品」という調査レポートを発表しました。

プレスリリース (2007/11/09)

調査レポート「海賊たちの略奪品」 〔PDFファイル〕

宇宙からクジラの回遊ルートを見てみよう!

クジラ海道をたどってみよう

南太平洋のザトウクジラに関するグリーンピースと科学者とのコラボレーションによって実現した世界最大規模の科学調査プロジェクトが始まりました。 その名は『クジラ海道』。暖かい南太平洋で子供を産み育てたザトウクジラが、餌を求めて向かう南極海までの回遊ルートを衛星を使った追跡システムを利用し世界で 初めて明らかにしていきます。

プレスリリース (2007/10/15)

辺野古周辺海域を海洋保護区に
――ドイツの環境アセスメント専門家が指摘

クリスチャン・プレイト(中)、ジョエル・スチュワート(右)、花岡和佳男(左)©Greenpeace/Noda

辺野古沖および大浦湾で海洋環境調査を行っていたグリーンピースは、沖縄県庁の記者クラブで、今回の調査活動を報告しました。 海洋生物学博士で環境アセスメント専門家を含む調査チームは、普天間代替施設建設のための事前調査用に辺野古沖の海底に設置されているパッシブ・ソナーなどの機材は、 環境アセスメントの本来の目的に大きく反し、辺野古沖でのアメリカ軍の水陸両用戦車の運行は、絶滅危惧種指定のジュゴンの生息環境をすでに破壊している、と指摘しました。

プレスリリース
ジュゴンの海を海洋保護区に!

エスペランサ号、辺野古沖で、カヌー隊22隻と米軍基地建設反対の海上パレード

グリーンピースのキャンペーン船エスペランサ号は、沖縄県名護市の辺野古沖海上で普天間代替施設建設の反対行動を続けるカヌー隊が迎える中、10月2日午前9時ごろ、辺野古沖に到着し、グリーンピースのスタッフ10数人の乗ったゴムボート2艇と、「PEACE(平和)」、「いのち」の文字を書いた色とりどりの旗を掲げる22隻のカヌーは、普天間代替施設建設が計画されているキャンプ・シュワブの見える辺野古沖で、約1時間にわたり同施設建設反対の海上パレードを行いました。

プレスリリース

30,313人の世界の声が沖縄防衛局と環境省に!
――「ジュゴンを守ろう、アセス方法書は無効」


沖縄防衛局に署名を提出するエスペランサ号のクルー

普天間飛行場代替施設建設の環境アセスメント方法書に対する意見書が締め切られる9月27日、グリーンピースは、「ジュゴンを守ろう、アセス方法書は無効!」と訴える世界からの30,313通のメッセージを沖縄那覇市の沖縄防衛局と霞ヶ関の環境省に届けました。

プレスリリース
ジュゴンの海を海洋保護区に!

エスペランサ号、那覇港に到着


那覇港に入港したエスペランサ号(9/26)

エスペランサ号が、9月26日早朝、沖縄の那覇港に接岸し、午後1時より船上にて記者会見を開きました。 エスペランサ号の乗組員とグリーンピースのスタッフは明日、沖縄防衛局を訪れ、 世界から集まった「ジュゴンを守ろう!アセス書は無効」のメッセージを届ける予定です。 メッセージは今日までに2万8000通を超えています。 29日と30日に那覇港で一般公開した後、 10月1日から、辺野古沖に向かい普天間飛行場代替施設建設計画に反対する地元の人々の支援などを行う予定です。

プレスリリース

グリーンピースのエスペランサ号が沖縄にやってきます
オープンボートに来ませんか? 終了


グリーンピースの船 エスペランサ号 (全長72m、
2076トン、最大速度14ノット、ヘリコプター収容可)

今、沖縄の辺野古で、米軍基地建設計画によって、この地域に生息しているジュゴンが絶滅の危機にさらされています。ジュゴンと美しい海を守るために、グリーンピースの船エスペランサ号が沖縄に来航します。

エスペランサ号は2000年以来、世界中の環境破壊の現場を調査し、情報を世界に発信してきました。この船を那覇港で9月29日、30日に一般公開(オープンボート)をすることになりました。船内をご案内し、船のクルーが航海中に体験したことをお話します。ぜひ、ご参加ください。

詳細
ジュゴンの海を海洋保護区に!

「この環境アセスメント書は無効です」のメッセージ募集開始 1万人のメッセージで救う沖縄の絶滅危惧種ジュゴン

防衛局に要請書を提出 沖縄防衛局に要請書を提出©Greenpeace

グリーンピース・ジャパンの事務局長・星川淳らが沖縄県那覇市の沖縄防衛局を訪れ、8月14日から9月13日までの期間で閲覧が開始された普天間飛行場代替施設の環境影響評価の方法書に対し、地元の理解が得られていないこと、絶滅危惧種のジュゴンの保護に必要な対策が取れないことを理由にその無効化を求める要請書を提出しました。また、世界中から「アセスメント書は無効です」のメッセー ジを集めることと、今月末にグリーンピースの船エスペランサ号を沖縄に派遣することを発表しました。

プレスリリース
ジュゴンの海から 〜辺野古現地日誌〜 (ブログ)
「この環境アセスメント書は無効です」(2007/09/04〜2007/09/26,終了)

捕鯨委員会期間中に3288頭の鯨類が死亡、IWCでは対応できず

国際捕鯨委員会(IWC)

米国アラスカ州で5月28日から31日まで開催された国際捕鯨委員会(IWC)が終了しました。この会議の開催中に、世界中の海で3288頭の鯨類が混獲によって死亡している計算になりますが、この問題はIWCでは対応できないことが明確になりました。

第59回国際捕鯨委員会総会を振り返って
プレスリリース 国際捕鯨委員会実況生ブログ
国際捕鯨委員会特集ページ

世界50以上の都市で、クジラ保護を訴えてのパレード

アラスカで28日から開催される国際捕鯨委員会の総会を前に世界50都市以上でクジラの保護を訴えるパレードが行われました。
プレスリリース
国際捕鯨委員会実況生ブログ
VIDEO : 5月27日東京
国際捕鯨委員会特集ページ

「日本の援助がドミニカの漁業と伝統を破壊している」
- 元ドミニカ環境大臣・ゴールドマン環境賞受賞者 アサートン・マーチン氏

元ドミニカ環境大臣のアサートン・マーチン氏は、東京渋谷で開かれたくじラブセミナーで講演し、「わたしの国の政府が(日本の援助を受けるために)国際捕鯨委員会で捕鯨推進派に加担していることで、国の基幹産業である観光業が危機にさらされている」と、捕鯨再開のため日本が行っている票買い活動を批判しました。

プレスリリース

日本の開発援助がドミニカに与えている問題

農林水産省で、元ドミニカ環境大臣であるアサートン・マーチン氏とともに5月28日から開催される第59回国際捕鯨委員会へ向けてのグリーンピースの立場と日本の捕鯨推進のために使われている開発援助がドミニカに与えている問題点についての記者会見を行いました。 (右、ビデオ YouTube)

第59回国際捕鯨委員会へ向けてのグリーンピースの考え方 (PDFファイル 162KB)
レポート「国際捕鯨委員会における日本の票買い戦略(序文と要旨)」(PDF)(PDFファイル481KB)
記者会見ビデオ(1部,2部)

税金564億円で、捕鯨問題を本当に「正常化」?
−2月13日開催の国際捕鯨委員会「正常化」会合に合わせて、レポート発表−

グリーンピースは、「日本政府による捕鯨票買いチェックリスト」と題するレポートを発表し、1994年度から現在までに、合計約564億円が国際捕鯨委員会加盟国 にODAとして支払われ、その国々の投票行動に影響を与えた可能性を指摘しました。

「くじラブ・キャンペーン」スタート--クジラ問題への新しいアプローチがはじまる

1月16日、グリーンピースはクジラ問題への新しいアプローチ、くじラブ・キャンペーンを始めます。92%以上の日本人が実情を詳しく知らないという調査結果でもわかるように、「なかなか本当のところがわからない」と言われることが多いのが、このクジラ・捕鯨問題。そこで第一弾として、まず現状を知ろうというネットTV番組「くじラブ・ワゴン」をスタートします。

海はゴミ捨て場?

【太平洋発】海に漂うプラスチックゴミ。カリフォルニアへの航海途中に気付いた太平洋の悲しい現実です。エスペランサ号の横を通り過ぎるプラスチックゴミの量がどんどん増えはじめ、陸上に暮らす私たちが、海の破壊にどのように手を貸しているのか一目瞭然でした。

不思議な生物−謎の巨大イカ

太陽の光も届かない真っ暗な深海を想像してみてください。太い触手をうねらせてマッコウクジラとの壮絶な闘いを繰り広げる伝説的なモンスター「ダイオウイカ」は実際に深海に生息しており、その生態は未だに十分知られていません。

100万人の大航海〜豊かな海を引き継ぐために〜「ニュージーランドの世界最小イルカを訪ねるエコの旅」 当選者発表

グリーンピースのよびかけに多くの人が「オーシャン・ディフェンダー」に登録してくださいました。 その中から抽選で1組2名の方に絶滅が危惧されている“ヘクターズドルフィン”をニュージーランドへ見に行くツアープレゼント! 当選者は・・・

詳細

「辺野古の海を壊さないでください!」 京都でジュゴンがブッシュ大統領・小泉首相に訴え

国際環境保護団体グリーンピース・ジャパンは、本日、日米首脳会談を二日後に控えた京都市内で記者会見を行い、両国政府が合意した沖縄の普天間基地移設計画は建設予定となっている地域の環境を大きく破壊するものであるとして、日米両首脳に同計画案の撤回を強く求めました。

世界に海洋保護区のネットワークを!

地球温暖化、海洋汚染、過剰漁業など、環境破壊が急速に進行している世界の海の現状を明らかにしようと、国際環境保護団体グリーンピースは「Defending Our Ocean(「私たちの海を守ろう!」) 」と名づけた14カ月にわたる大航海を開始します。