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名残を惜しむ声も… 大阪中央郵便局が現庁舎での業務を終了
高層ビルへの建て替えが計画されている大阪中央郵便局(大阪市北区)が5日、現庁舎での業務を終了。窓口を訪れた利用者からは、名残を惜しむ声も聞かれた。7日からは、大阪駅前第1ビル(同)に機能が移転される。
現庁舎は地上6階、地下1階。昭和14年、建築家で逓信省(当時)職員だった吉田鉄郎氏が設計した。同氏設計の東京中央郵便局と並んで、昭和初期を代表するモダニズム建築として文化的価値が高いとされる。計画では、地上40階、高さ約190メートルの建物にオフィスや劇場などが入る予定だが、建築家などから保存を求める声が高まっている。
この日、窓口を訪れた京都府京田辺市の無職、上田文男さん(72)は「大阪から素晴らしい建築物が消えてしまう」と惜しむ一方、大阪市住吉区の無職、工藤義則さん(68)は「駅前の一等地だから有効利用も良いのでは」と話した。
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