昨夜は、お見舞いの電話を頂いたNちゃんママに、爺様の復活に大興奮の私は一気に喜びの想いをぶつけてしまいました。
スイカをいただいた時の、爺様の憔悴ぶりと、私の落胆ぶりを御存知なだけに、今度は一気に高揚した私の変貌ぶりに、電話ごしではありますが、
「なんて喜怒哀楽の激しい人なのだろう」と驚かれたと思います。
でも、お知り合いになって、まだ日が浅いのに一緒に泣いたり、喜んだりしてくださってとても感謝しています。
ビーズさん、なでしこさん、本当にありがとうございました。
今日の午前中には、連れて帰る事ができると思います。
先週の土曜日の、あの事故から全ては始まりました。
でもその前の、新米先生の「心臓の音が聞こえません!」から始まっていたのだと思います。
今回ほど、脱水症の恐ろしさを痛感した事はありませんでした。
時折、足をひきずったりして、あれ?とおもったら、元に戻ったりというのがあったのですが、人が寝ているときの「こむらがえり」の、水分不足の症状と同じです。
もしも、強行手段に出ず、そのまま皮下点滴をしていたら、吐く度合いが強かったので、脳にまで進行して昏睡状態か、収まったにしても重い後遺症が残っていた筈です。
今だから、「ああそういえば・・」と思い当たる節がいくつかあるのですが。
にしても、今回もですが、先生の決断に感心しました。
おそらく10人の先生がいたら9人は、今回の強行手段には出てくださらなかったと思います。
年歳が19歳目前、心臓が弱っている、肺に水が少しと体力が落ちている。
誰もが、このまま楽にさせる道を諭されたと思います。
しかし、先生と私は4年足らずのお付き合いとは言え、その間に2回の異物を内視鏡で取り出し、大手術の計3回の麻酔を使用している事と、しかも大手術は14歳目前にしたにも係わらず、回復した経緯があり、心臓にダメージを受けているとは言え、持ち堪えてくれると信じました。
先生もそこの可能性にかけたのと、食べ物の飲み込みではありますが、前科者ですので、「もしかして、お肉や魚のラップか包み紙を飲み込んだ可能性」を考えたのです。
ビニール等の腸閉塞は、完全に腸を塞いでしまう事が無い場合があるそうです。
なので、隙間からガスが抜けて、レントゲンに腸閉塞特有のガス充満が見られないこともあるとか。
初期の場合は、白血球の数値もそう高くならないそうで、私と先生は「これに違いない!」と思ったものの、腸を丹念に調べても見つからなかった時の、私の落胆と後悔でした。
異物があってくれた方が、「これで助かる!」という確信が持てた筈なのですから。
でも、先生は冷静でした。あたりまえと言えば当たり前ですが。
腸を見た段階で、強度の脱水と直感されたそうです。
本来、内臓は瑞々しくヌメヌメとしていなくてはならないし、麻酔で内臓の動きを抑制しているとは言え、にしても腸が動いていない・・・、先生が考えていた以上の脱水が起きていたという事です。
麻痺していた腸の動きが手術の刺激で麻痺が緩和する事もあるそうですので、今回の決断に間違いはなかったと思います。
私の意向を汲んでくださり、勿論爺様の状態と照らし合わせてですが、本当に先生に感謝しています。
あの決断は、多分、AB型の先生だからだと思います・・・。慎重なのですが、思い切りも良いので・・・。浅い付き合いですが・・・。
実は、夜中の3時に先生に電話するか否かで迷った夜ですが、私は爺様を抱いて、家の周りのお散歩コースを歩いて、爺様に「ここでこうだったね、ああだったね」と話しながら泣きながらお別れの準備をしていました。
夜中の1時2時3時にです・・・。
夜中に車のライトに照らし出される、泣きながら赤ん坊のようなものを抱いた女・・・。
その節は驚かしてごめんなさい、ドライバーの方々・・・。
今は元気です!
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愛情一筋のママと、思い切りのいい先生との二人の決断力で命拾いできましたね。
真夜中に泣きながら赤ん坊にみえるるーちゃんを抱きながら・・・警察に通報されなくてよかった!
生きててくれてよかった!!
先生は、もう少しお預かりしたいようでしたが・・。
まめに報告することをお約束して!
ほんとに良かったです、通報されなくて・・。笑
ほんとに生きててくれて、ありがとうデス。
御心配を頂いて、本当にありがとうございました。