相変わらず、爺様は吐き続けている。
お昼の往診に来て頂いた時に、今の心臓の状態で吐く事は考えられないので、
他に原因が・・・。
異物か、腫瘍か・・・。
血液検査ではそれほど、内臓にダメージがある結果はなかったので、腸閉塞か・・・。
どちらにしろ、検査にも麻酔が伴うので危険というお話で帰られたのですが・・。
爺様は昨日の夜よりも水を飲むようになりましたが、飲んだとたんに吐きます。
水分が身体に留まる時間はありません。
そして、心臓の状態は小康状態です。
体力はこれ以上落せません。
今しかない!と私は決めました。
どちらにしろ、弱っていくのを待つしかないのなら、今しか、心臓ではない原因を突き止めるチャンスはないと・・。
飼い主のエゴだと思います。
でも、3日ほどでこんなに衰弱する筈はないのだから。
心臓でこんなに吐く筈はない。何か原因があって、心臓に負担が出たのではと。
るー爺様は、食べる事をこよなく愛しています。
もしも、旅立つとしたら、おなか一杯食べてからと思っているはず・・・。
19歳になろうとする、爺様の生命力にかける私は、間違っている・・・。
腫瘍だったら、血液検査にひっかかる筈です!と、自分に言い聞かせて、先生に
泣きながら「検査をしてください」と電話しました。
今、先生の決断待ちです・・・。
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胃炎だけならお薬で止まるのですが、原因がわからないと、くり返してかわいそうですね。
何とか吐くのだけはやめさせてあげたいです。
心臓が小康状態というお話ですので 、吐く原因をつきとめたいお気持ちわかります。
ただし検査にかかる体力消耗も考えて苦しいところですがティンさんの決断されたことが、先生に受け入れられたら、それがるーちゃんにとっても最上の方法なのでしょう。迷いながらも
その時々に、「こうしてあげたい。」ことをしてあげてください。
うちの場合は、腫瘍だったので静かに弱っていきましたので
「頑張らなくていいのよ。好きなようにしていいのよ。」と私もEにいい続けたものでした。
好きなようにしたのかどうかはわかりませんが
そう言って無理しないようにとも願いました。
いずれにしても、命と向き合うのは真剣です。
るーちゃんが今夜 ぐっすり眠れますよう祈っています。
るー爺さんは、麻酔と、痛み止めが効いて眠ってくれていますように!と願った夜でした。
重度の脱水症とわかって、疑問のつかえが取れたのと、ここは頑張って乗り越えて!と水分が浸透していなかった事を見逃していた不甲斐なさの入り乱れた一晩でした。
後になって、あの時ああしていたら、こうしていたらと後悔ばかりですが、その時々で先生は最善を尽くされていたのだと思っています。
やっぱり、飼い主の観察力が左右する事を痛感しています。
この私にしては随分悩みました。
最後は穏やかにと思っていたのに、不安で苦しい思いをさせていますから・・。
でも、あのままでは壮絶過ぎて、納得行きませんでしたし、あのまま「安楽」を選んだら、この場合には違う選択だと思ったのです。
本当に、ぐっすり眠れて、水分が隅々まで行き渡りように願うばかりです。