お昼過ぎに、かかりつけの先生に電話をかけ、電話口に出た受付嬢に、
「あの・・・」と言ったきり、号泣してしまいました。
受付嬢は電話口で
「先生、るーちゃんが亡くなったようです!」
「違います!まだ生きてます!」声を裏返しながら私は叫びました。
「・・・・ただ、ヒック、状態が昨日よりも悪いので、ヒック診て貰いたいのです、ヒック・・」
いつもの勇ましい私は、どこ行ったダ?の狼狽ぶりです・・・。
直に連れて来るように言われ、出かけました。
受付嬢はすまなさそうに出迎えてくれまして、「ごめんなさいね、紛らわしい電話をしてしまって・・・」と私は詫びました。
直に心臓の音を先生は確かめ、テキパキと助手の方に指示を出していきます。
その間も爺様はお座りの姿勢でハッハと息を吐いています。
時折意識が遠のくのか目を閉じます。
お座りの姿勢を崩さないのは、胸の圧迫で呼吸が少しでも楽にできるからのようです。
この状態で夜中中起きていました。
超音波で心臓を見ると、不整脈が激しくなっているそうで。脱水症状が出ているので、点滴をしましたが、心臓に負担がかからない皮下点滴を首後ろにしました。
みるみるこぶのようになりますが、身体に吸収されていきます。
暫くすると、目に力が出てきました。
肺の水を取るために、昨日は利尿剤を使っていましたが中止をして、心臓優先にして気管拡張の薬を飲ませて(心臓に負担がかからないように点滴を避け)処置をしていただいたら呼吸が落ち着いてきました。
先生の病院は最新の検査機器も整っているので、外注に出さないと判らない詳しい血液検査も直にわかります。
なので、内臓の状態はそこまで悪い所はないけれど、血液濃度が脱水をおこしているので高くなっているので、明日も皮下点滴で水分補給をしましょう、という事になりました。
自力で飲む事を爺様は、咽てしまうので避けてしまうようになっています。
でも、少し楽になったのか、好物のマンゴーを絞って薄めたものをおいしそうに飲み干しました。
食べる意欲で生きながらえるのならばと、好物優先の食べ物にします。
苦しみだけを取り除く事を御願していますが、苦しみを取る検査やお薬は、諭吉さんに羽がつきます・・・。
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精一杯できることをして 呼吸を落ち着かせる方法をお願いしようとなさってるティンさんに、できる一番いい方法で、治療してくださってる先生がいて、るーちゃんは頑張ってるのだと思います。
負担のかからないお薬が、うまく機能してくれて、夜眠るのが苦しくないようにと、心から
祈っています。
ママに絞っていただいたマンゴ果汁、おいしかったでしょうね。おいしいものだけでも口に入れてね。
頑張ってるーちゃん!
昨夜は、いよいよ終わりか!と慌てましたが、今朝往診に来ていただき、皮下点滴をしたら、今、少し落ち着いています。
今、私の心は複雑です・・・・。