「おもてなしの心で仕事をリセット&レベルアップ」

オリジナル

■ ディズニー・テーマパークの教育の基本はデビュー方式です。

トレーナーとトレーニー、つまり先生と生徒は、お父さん、お母さんと子どもの関係といいましたが、さらに・・・このように教えているからこそ、キャストを一人前に育てあげることができるのです

◇ 一つの手順を教えるのに、一度にすべてを教えないことが重要です。
例えばアトラクションやお店の入口のナレーションでは

1、○○で話す 
2、○○○○で話す
3、はっきりとした口調で話す
4、内容をしっかり覚えて話す
5、○○○○○○○話す

これを一度に教えるとなると、「○○で、○○○○で、はっきりと、内容をしっかり理解した上で、○○○○○○○話しなさい」ということになります。
これでは効果的なトレーニングにはなりません。一つから二つ、二つから三つと段階的に増やしながら、それぞれの評価を繰り返しながら、細かく、細かく繰り返す努力が必要なのです。 

作業を細かく分ける、ということです 分ければ作業が分かる、分ければ作業ができるという事です

「伝える」と「伝わる」は一八〇度違うと申し上げましたが、教育にも同じことが言えます。

つまり、トレーニングでの「伝わる」は「できるようになる」ことなのです。
1、トレーナーがやって見せる




こうすることによってトレーニーに「正しい作業方法」が「正しく伝わった」ことになるのです

☆ポイント
大切なことは、できたか、できていないかに応じて行動を修正させることです。一つの作業ができない状態で次の作業を教えても決してできるようにはならないということを知っておくべきです。




私の体験をお話します。
■ホームヘルバー2級講座 で「ところてん方式」の教育を受けました

◇ 「ところてん方式」とは大量入学、大量卒業という「質」より「量」を求める「入れて出すだけの教育」です。

私が受けた講習の内容です。
◇ 学ぶ作業
・右半身が不自由な利用者のパジャマ交換

◇ 受講環境 
・先生一人 受講生15人 ベッド2台 

◇ 実習 
・「ヘルパー役」と「利用者役」 つまり「交換させる役」と「交換してもらう役」をそれぞれ一度ずつ体験する

◇ 内容(イメージです)
・ヘルパーが利用者に「これからパジャマを交換します」と声をかける(挨拶とコミュニケーション)
・パジャマと車椅子をベッド脇に用意する(あらかじめボタンは外しておく、車椅子の置き場所にも注意)

・ベッドに戻るために立ち上がらせる(ヘルパーが前から抱える)
・利用者を90度回転させながらベッドに座らせる(利用者とヘルパーの安全面に注意)
・利用者を90度回転させながらベッドに寝かせる

◇ 感想
・事前に、先生が一通り説明し見本を見せても、たった一回の実習で作業を体得できるわけがありません。しかも利用者役は健常者であり「手心」が発生します。さらに、受講生は回りの「目」を気にし「失敗しない」ことだけを考えてしまいます。

◇ 結論 
・このヘルパー養成教育の目的は、「できるようにする」「通用するスキルを身に付けさせる」ではなく、「卒業させる」なのです。
これでは、自信がつきません。この学院はビジネスですから仕方ないのですが、資格をとっても使えないとはまさにこのことだと実感しました。

ところてん方式の資格取得はあくまでも「体験学習」と捉えるべきでしょう。実社会で役立つ「スキル」を修得するための教育方式は、ディズニー・テーマパークの教育方法「デビュー方式」しかないと考えられます。

ご理解いただけたでしょうか。ところてん方式では、「社会で通用する自信」がつきません。

自信がないから社会にデビューできない。社会にデビューできないから・・・ニートになるのです。
公園にデビューできないお母さんが・・・いろいろな事件がありました。

☆ポイント
独り立ちさせる、一人で仕事ができるようにするためには「デビュー方式」しかありません。参考にすべきなのは学校や学院ではなく、デビュー方式の自動車教習所の教育方法です。

カスタマイズ用スペース

必要に応じてテキストボックスに書き込んでいくことにより、より大きな効果が期待できます

教育 ○○−1
◆ 新人スタッフを一人前に育てる

自社のレジスタッフの作業を分けると

1、 感謝の心で挨拶
2、 商品を受け取る

8、感謝の心で「ありがとうございました」


教育 ○○−2
◆ 店舗スタッフのナレーションは

お客様に与える印象
元気
フレッシュ

1、○○で話す 
2、○○○○で話す
3、はっきりとした口調で話す
4、内容をしっかり覚えて話す
5、○○○○○○○話す


教育 ○○−3
◆ トレーニングの手順
一つから二つ、二つから三つと段階的に増やしながら、それぞれの評価を繰り返す

1、 トレーナーがやって見せる
2、
3、
4、
5、
6、





















教育 ○○−4

◆ 自動車教習所の教育
メモ
1、 講習と実習の同時進行
2、 基本(安全第一)から教える
3、 絶対にしてはいけないことを先に教える

6、 教習所内で練習、見極めでOKなら仮免許で一般道路へ
7、 非常時の対応も教える
8、 卒業するためには「できるよう」になること
※車内にはいつでも見られるマニュアルも常備

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