2009年05月05日

児童殺害、痴漢、いじめ、テロ防止に効果的な「安心創造プログラム」

 ディズニー方式で明るく豊かな社会を築き上げます。

 

◇ウォルト・ディズニーの指導理念を意識している人は少ない。さらに、その指導理念が娯楽産業とはまったく異なるさまざまな業種にも応用できることを認識している人は少ない。

 ◇ディズニー方式を形成するすぐれた経営の原則は、どの組織においても魔法のような効果を発揮するはずだ。 

◇ディズニー方式は今までの知的枠組みを打破し、企業が伝統的な経営の限界を超えて大きく飛躍することを可能にする。新人から、最高経営者(CEO)に至るまで、民間企業から役所に至るまで、ディズニーの基本理念は現代における事業の本質を定義し直し、経営方針に革命をもたらすことになるだろう。

「ディズニー方式が会社を変える」 ビル・カポタグリ リン・ジャクソン著 PHP研究所刊より引用 

 

ハッキリ申し上げます。PHP研究所が出されたこの本にも書かれていることですが、ディズニーの創造性と組織を正しく動かすノウハウは卓越しています。

ディズニー出身者からこの国で行なわれている「行政」「統治」を見ると、まさに「子どもだまし」状態に思えます。

 

「不祥事で倒産する企業が続出する今、なぜ一人勝ちを続けるのか。ディズニーのノウハウであなたの組織、人材が奇跡的に蘇る!(この本の内容紹介文)」 

 

「 偽」の国日本、それでも自信を失わないでください。以下の内容は、私の上司であり、ディズニー・テーマパークの元最高運営責任者であられた方が書かれた本の一節です。

 ◇アメリカのディズニー社のテーマパークは、現在顧客サービス教育、顧客満足教育のMBAクラスのスクーリングに利用されている。

◇ディズニー・テーマパークがアメリカ大学院のMBAクラスの「顧客満足」経営、顧客サービスのビジネスモデルと評価されているが、ディズニー社のマニュアルを超えたTDL方式がそこに影響していた。

 

ディズニー・テーマパークの魅力−「魔法の王国」設立・運営の30年 上澤 昇元オリエンタルランド副社長著より引用

(実践女子大学生活文化研究室 松田義幸元教授のお計らいにより、この本は無料でダウンロードできます)

 

お分かりでしょうか。日本人はすごいのです。日本人スタッフの知恵と工夫によるオリジナルをブラッシュアップ(磨き上げる)させる力が、本場アメリカの「ディズニー方式」を上回ったということです。特に、安全面とおもてなしの分野では、日本のディズニー・テーマパークは「世界一」であると私は捉えています。

日本人の創造力と勤勉さも世界一でしょう。日本人はもっと自信を持って良い、私はそう考えます。 この暗い世の中も、日本人が発想を少し変えれば、希望溢れる社会に生まれ変わらせることが可能です。

 

さて、加古川で起きた女児殺害事件を例にとり表題の件を説明します。

事件後の防犯活動はあまり効果をあげていないようですが、それにはそれなりの理由があります。 地域の人たちや企業市民が「防犯パトロール」と書かれた腕章を付けたり、ステッカーを張ったりして、一生懸命に活動されていますが、この活動は「犯人」から見れば、何にも怖くはありません。 

 

発想を変えてみましょう。「防犯パトロール中」を「犯罪情報収集中」に変えるとどうでしょうか。

「犯人」は「見られていた」「近くにいたことを知られる」ということが怖いのです。ですから、パトロール車両に家庭用ビデオカメラを搭載して情報を収集して回ったら、地域の人たちが携帯電話のカメラを使い不審者情報を集めている「ふり」をしたら、「犯人」はどのように感じるでしょうか。 

 

 

ディズニー・テーマパークでも、安全の要は「キャスト全員の目」です。全てのキャストが安全第一を考えています。不審な人がいないかどうか、全てのキャストは目を光らせているのです。

 

 

私はプロジェクトMという防犯作戦を考えています。MとはミニーマウスのMです。ディズニー・テーマパーク内では、ミニーのカチューシャをつけたゲストをよく見かけます。

 

あれほど耳の部分は大きくなくてよいのですが、ヘッドセット型の情報収集、送信装置(携帯カメラをイメージしてください)その装置で一分おき位に情報(写真や音声)をパソコンに自動送信できる携帯などを開発することにより、犯罪から身を守ることができる可能性は格段に高まります。 

 

 

その理由は簡単です。犯行を企てようとする輩は、収集された情報が「決定的な証拠」になることが分かって犯行に及ぶことは、ほとんどないと考えられるからです。(自爆テロや精神を病んでいる人の犯行は防ぐことはできないと思います) 

 

 

児童であれば帰宅時や公園で遊ぶ際、ヘッドセット型の情報収集装置をつけているだけで、不審者は近づいて来ないでしょう。痴漢を企てる輩も同じです。その場で取り押さえられなくても、撮影された情報が確実に警察に渡るとすれば、痴漢行為は必ずや減っていくことでしょう。 

 

 

いじめ防止対策は別のアイディアもありますが、最悪の事態(学校は知っているのに放置)に陥った場合、この情報収集装置が活躍するものと考えます。

 

 

テロ防止対策も同じです。

 

 

地下鉄の駅などで乗客をモニターしている警察官を見かけますが、何か効果があるのでしょうか。

私は東京ディズニーランドで保安業務の責任者も担当しましたが、警備服を着た者が高い所から見下ろしていても、何も効果はない、経験上そのように申し上げたいと思います。 

 

それよりも、公の場所においては、「民衆が犯罪情報を収集している国だ」とテロリストに印象づけた方が、よほどテロ防止効果は高いものと私は考えます。 

 

 

 今日はこれくらいにします。恐縮ですが、この記事は書き足していく所存です。時々訪ねていただき、ご高覧くださいます様お願い申し上げます。

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