[PR]
ニュース: 政治 RSS feed
【新型インフル】エンジン全開の舛添厚労相、大丈夫? (1/2ページ)
このニュースのトピックス:新型インフルエンザ
新型インフルエンザ問題で、舛添要一厚生労働相が連日早朝や深夜に緊急記者会見を開くなど「エンジン全開」で対応している。厚労省の職員からは「難解な感染症の話を国民に分かりやすく説明してくれる」と評価する声が高まっているが、舛添氏の政治姿勢を「パフォーマンスが過ぎる」と見る向きからは、冷ややかな反応も。1日には、感染疑いの患者が出た横浜市の危機管理態勢を記者会見で厳しく批判したことが、同市の中田宏市長の反発を招いており、厚労省内からは舛添氏が「やや前のめり過ぎる」を不安視する声も出てきた。
「国民が一丸となって協力すれば、この見えない敵であるウイルスとの戦いに必ず勝てる。ぜひオールジャパンで全員の力を合わせてウイルスと戦いたい」
1日午前の閣議後会見。テンションが高めの舛添氏は新型インフルエンザ対策を勇ましい勝負事になぞらえ、全力で取り組む姿勢を強調した。
会見で舛添氏は、横浜市の高校生がまず病院を受診したために感染拡大の危険性があったことを取り上げ、「インフルエンザの症状があった場合は病院には行かないで、保健所や相談センターに電話してほしい」と何度も繰り返した。
こうした場面はテレビで取り上げられることが多く、厚労省幹部は「こういう非常事態の際にはとても助かる」と上々の評価だ。
ただ、舛添氏の行動がやや脱線気味となると、周囲がついていけないケースもある。
舛添氏は新型インフルエンザ問題について「私から国民に一刻も早く正確な情報を伝える」としており、重大事案は、舛添氏が発表するのが鉄則だからだ。
このニュースの写真
関連ニュース
[PR]
[PR]