一線を越えた。業者さんに発注。もう戻れない。
100個って、趣味で作るには大量だけど、業者さんに発注するには少ない。世の中はテトぐるみにやさしくない仕組みになっている。
品質良く、少ないロットで、でもなるべく安く作ってくれる国内の色んな業者さんを廻ってやっと実現した。小林さん、7〜8社くらい廻ったようだ。
というか、ぬいぐるみ業者さんとの打ち合わせで出てくるキーワードが
「コンクリ感が」
「カタマリ感が」
「ピシッと感が」
「パンパン感が」
「固そうな感」
という、およそ、通常のぬいぐるみ制作の打ち合わせでは出てこない言葉の数々。それはほんとにぬいぐるまなきゃダメか、って思ってたと思うよ。
結果、工業製品的な飾りっけ無しのフェルト素材をチョイス。
前ページ冒頭の写真でお分かりいただけると思うが、カラーは2色。打ち立てのコンクリートの初々しい薄いグレーと、波に程良くもまれた経年劣化色バージョンの2つだ。これもこだわりだ。 |