最終更新: 2009/04/29 13:22

スーパーニュースニュースJAPANスピークスーパーニュース WEEKEND新報道2001

民主・渡部最高顧問、「ベストの判断をしてくださる」と小沢代表辞任論を語る

28日も「世襲」でもめる自民党に対し、民主党内では、またも「小沢降ろし」の声が上がった。
28日午後5時ごろ、民主党の小沢一郎代表の会見が始まった。
その盟友中の盟友、渡部恒三最高顧問が、小沢代表に辞任を迫った。
FNNの直撃に、渡部最高顧問は「国民の皆さんのご支援を得て、選挙に勝てるということを最優先して、ベストの判断をしてくださると」と、代表辞任論を語った。
渡部氏は27日夜、仲間に「昔の小沢に戻った」とぶち上げたという。
実はこの2人は、当選も同期なら誕生日も一緒。
2006年に行われた2人合同の誕生会で、渡部氏は「言葉も何もないよ。37年間、兄弟のようなものだもん」と述べ、2008年の誕生会では「来年は総理官邸で、2人の誕生祝いをやりましょうと。みんなが割れるような拍手で」と話していた。
しかし、2009年の誕生日を1カ月後に控え、「印ろう」ならぬ「引導」を渡そうとしている。
ある民主党幹部は「渡部恒三なんて、つける薬もないようなやつが言っているが、あんなの気にしてはいけない。このまま、小沢代表で選挙にいかないといけない」と話した。
小沢代表は、28日の会見で「党内とかいろんなとこで、いろんな意見があることは風の便りに聞いております。ちなみに渡部恒三氏からは、碁をやろうという誘いしか受けておりません」と話した。
一方、28日の衆議院本会議で、民主党の鳩山 由紀夫幹事長は「今回の捜査には、大きな疑問符が提起されているのであります。小沢代表、民主党は当然、国民の皆さんと対話をする中で、その説明責任を果たしてまいります」と述べた。
鳩山幹事長は、補正予算案をめぐる代表質問およそ20分のうち、2分半を小沢問題の釈明、検察批判に費やした。
そして、献金・世襲問題について、麻生首相は「各党で議論をして決めた法律は、それぞれの政治家が守ることが大事であります。立候補を制限することにつきましては、十分な議論が必要と考えております」と述べた。
その世襲制限をめぐり、自民党の党内対立が激化している。
自民党の細田幹事長は「私が委員長になるという案で」と述べた。
公約作成機関のトップには、菅選対副委員長の就任が内定していたものの、世襲制限に積極的な姿勢を受け、事態は一転した。
自民党の笹川総務会長は「まとめられるっていう人が、非常にやっぱり大切なんですよ。キャップっていうのは」と述べた。
この、いわば「菅外し」に、若手は反発している。
山本一太議員は「菅さん座長じゃないんですか? 優れた人材を集めるようなシステムにしていかないと、やっぱり自民党はもたないと思いますよ、長く」と述べた。

(04/28 19:41)


[ high / low ]

「政治」の最新記事

最新記事

Today's Question

5月15日から適用される予定の省エネ家電の「エコポイント制度」を受け、対象の家電製品を買おうと思いますか?

制度適用開始後に購入する予定
購入意欲が出てきた
制度は利用したいが買う予定はない
検討中・様子を見る
関心がない

送信

結果をみる

投稿する

記事に対する意見・ご感想や情報提供はこちらから

映像の投稿はこちらから

Windows Media Player」または「Flash Player」をインストールして、動画をご覧ください。