2009年4月29日2時42分
高速道路料金の値下げに伴い、国が実施しているETC車載器購入費の助成のうち、四輪車への助成が28日に上限の115万台に達し、1台あたり5250円の助成が一時打ち切られた。今後、高速道路6社が国土交通省の要請を受け20万台の助成を実施するが、開始時期や金額などは未定。当面は購入しても助成が受けられないという。
二輪車は上限5万台のほぼ半数で、引き続き1万5750円の助成が受けられる。
助成を実施していたのは、国交省所管の財団法人・高速道路交流推進財団。3月12日から四輪車95万台、二輪車5万台の計100万台を上限に助成を始めたところ希望者が殺到、各地で車載器の品切れが相次いだ。国交省の要請で四輪車20万台を追加助成していたが、4月に入っても1日平均1万台のペースで台数が伸び、28日昼ごろ上限に達した。