浜松市中区の県西部浜松医療センターは27日、センターの医師や看護師ら約150人を対象にした豚インフルエンザに関する講習会を急きょ開いた。
矢野邦夫副院長が豚インフルエンザの特徴や感染対策の取り組みを説明。厚生労働省が「人から人に感染する新型インフルエンザ」と認定した場合の診療体制についても話し、熱を出した患者同士の接触を極力少なくするなどの対応策を講じる方針を示した。
矢野副院長は講習会後「職員が正確な知識を持っていれば、落ち着いて対応できると思う。近いうちに訓練も実施したい」と話した。【小玉沙織】
毎日新聞 2009年4月28日 地方版