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ロッテ怪文書騒動、事実関係を本社が調査へ (2/2ページ)

2009.4.28 05:04
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ロッテ怪文書騒動、事実関係を本社が調査へ
マスコミ各社に送られたファクス【フォト】【拡大】

 激震が走った。この日、マスコミ各社にロッテ球団幹部の定例会議の議事録とみられる文書がファクスで一斉に送られた。

 「冗談じゃない。きょう初めて見た。こんなの偽造ですよ。そもそも公式の議事録なんてない」。文書を目にした瀬戸山球団社長は語気を強めた。

 その“議事録”には4月7日の会議の球団幹部の発言が記載されている。文書によると、右翼席でフロント批判するファンについて同社長は「オーナーサイドからはロッテのイメージが悪くなるならフランチャイズを変えたらどうか。千葉のくだらないファンなら変えようか」と発言し、本拠地移転に言及。また「バレンタイン監督をどこで帰すか考える」とシーズン途中の解任の可能性を示唆。「内容はあまりにひどい」と同社長は反発した。

 重光昭夫オーナー代行(54)は前日26日までに「(移転は)検討したこともない」と全面否定。バレンタイン監督についても「花道を飾ってほしい」と今季終了までの指揮を明言している。

 ただ、文書のひな型(フォーマット)は球団のもので、記載された瀬戸山社長、石川副代表ら10人の出席者も正しいという。球団は内部の人間が関与している可能性が高いとの見方から、この件に関してロッテ本社に調査を一任した。

 「(これまでにも)怪文書が出回ったり、自宅にも脅迫状がきて(すでに)引っ越している。告訴? そういうことも含めて(本社の調査結果が出るまで)ノーコメントです」と同社長。ボビーの今季限りでの退任騒動に端を発したと思われる怪文書騒動。開幕から3週間あまり、早くもロッテが揺れている。


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