ジミー鈴木の復活Blog

メキシコシティに電話した。
電話の相手はスペルルチャスのエルネスト・オカンポ編集長である。

私はインフルエンザの話はまったく知らなかった。
それはそうだ。このアパートの私の部屋にはテレビがないし、
そもそも私はニュースなど見ないし新聞も読まない。
世間のことは関係ない。
毎日仕事にまつわることや自分を含めた家族の生活のこと、
両親のこと、旅のことぐらいしか考えない。
世間がどうのということに興味がない。

ここ1年３分間以上ニュース番組を見たのはオバマ大統領にまつわる
話ぐらい。

不況、サブプライム、ビッグ３の苦境、日本でもリストラ
などネガティブなインフォメーションは見たくも聞きたくもない。
ネガティブなインフォメーションは人生の足を引っ張るだけだし
知らない方がマシというのが私の考え方。

極端な話、自分や家族、そして友人、知り合いが
職を失うとかでなければ、そんなことどうだっていいのである。
だからニュース関係としては日刊スポーツのプロレスにまつわる
ニュースとかしか見ない。

ところが…今回のインフルエンザ、プロレスにも関わってきた。
メキシコでは興行がすべて中止だという。
「興行がなくてどうやって雑誌を作るの？」
とエルネストに聞いてみた。
「アメリカや日本のネタで海外特集だよ」

5月末にWWEのメキシコ公演があるが
「開催するか中止か、来週わかると思うよ」
とのことである。

さて、それはそうと明日は久々にニューヨーク。
ホテルはプライスラインでマンハッタンの
CROWNE PLAZAを125ドルで落札したが
このホテル以前ベースボールマガジン社の
安西記者が泊まっていた。

安西君は「クロウネプラザ」と記者仲間に真顔で言っていたという。

そんな安西君、最近は取材先で会う人間がいなくなったという話を聞いた
ので消息を調べてみたところ「新潟支社に栄転」したという。