大阪・日本橋で2足歩行ロボットを販売する専門店「ロボットファクトリー」が閉店する。運営するホビー商品販売のジャングル（大阪市、塩田浩司社長）は20日に同店舗を閉鎖。日本橋で改装中の店舗内にロボット関連売り場を移して主力のホビー商品販売を強化する。地元電気街の振興役として期待されたが、景気低迷などが響いて、2足歩行ロボの販売が思うように伸びなかった。

　ロボットファクトリーは2足歩行ロボットやロボット用の改造部品などを販売する専門店。電気街「でんでんタウン」の活性化を目的に電器店や地元商店街の振興組合などが2004年開設した。06年にジャングルが経営を引き継いだ後、ロボット関連の売り上げは低迷していた。既に約120平方メートルの売り場のほぼ8割をホビー商品に切り替えていた。

　今後はジャングルが24日にオープンする3階建て新店舗（床面積約600平方メートル）の一角にロボット関連売り場を収容する。