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京大のシンボル、吉田寮建て替えへ
京都大学の松本紘総長は、大正2年建築で全国の大学学生寮で最も古いとされる吉田寮(京都市左京区)について、建て替えに向け入寮学生と話し合いを始めたことを明らかにした。同寮は京大のシンボルともいえる施設で、一時廃止が検討されたが、学生らの反対運動で存続を決めた経緯がある。
京大吉田キャンパスの一画にあり、木造2階建て延べ約3800平方メートル、定員は147人。築100年近くが経過してかなり老朽化しており、京大では平成19年、重点事業のアクションプランを発表し、建て替えの検討を進めていた。
松本総長は建て替え後の吉田寮の姿について「日本の学生と留学生が一緒に住む施設にしたい」との考えを表明。学生との話し合いについては「かなり前進している。よい方向で解決したい」などと話した。
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