東京地検特捜部が民主党の小沢一郎代表の公設秘書を政治資金規正法違反の罪で起訴し、小沢氏サイドが「国策捜査」と反発していることについて、「検察側の捜査は政治的に公平に行われたと思うか」と質問したところ、46・1%が「思わない」と回答、「思う」の40・7%を上回った。有権者の小沢氏と民主党への不信感の高まりの一方で、捜査当局の対応に疑義を持っている有権者が少なくないことを浮き彫りにした。
支持層別では、民主支持層の30・8%が「不公平」と回答し、「公平」の13・0%を上回った。自民支持層では「公平」が41・0%に達し、「不公平」は14・8%だった。
次期衆院選が迫る中での国政をめぐる捜査は不適切かどうかを聞いたところ、「思わない」が45・5%で「思う」の39・9%を上回った。
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