栃木県立高校教師女子生徒わいせつ事件　元教師に懲役6年の実刑判決

栃木県立高校の教師が教え子の女子高校生3人にみだらな行為をした事件で、宇都宮地裁は、元教師に懲役6年の実刑判決を言い渡した。
この事件は、栃木県立高校の元教師・鈴木竜司被告(37)が、2007年4月から2008年3月にかけ、自らが監督を務める運動部の女子生徒3人に対して、18歳未満であると知りながらみだらな行為をしたもの。
検察側は、懲役7年を求刑していた。
22日の判決公判で、宇都宮地裁は、「運動部の顧問兼監督という絶対的地位を利用し、被害者らの人格を一顧だにせず敢行したその動機に酌量の余地など一切ない。教員としても、人間としても、失格であると言わざるを得ない」などとして、鈴木被告に懲役6年の実刑判決を言い渡した。