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東電、柏崎刈羽原発の火災現場公開
東京電力柏崎刈羽原子力発電所(新潟県柏崎市、刈羽村)で11日深夜、空調機から出火した問題で、柏崎市消防本部から再発防止を徹底するよう指導を受けた東電は12日、出火元となった空調機を公開した。
東電によると、空調機は倉庫内にある電子部品の品質保持のために温度と湿度を一定に保つ設備で、倉庫には2基あった。うち1基は平成20年8月から故障しており、出火した1基だけが稼働していたという。
東電は「1基だけでも十分な空調能力があり、出火した方に余計な負荷がかかっていたわけではない」としながらも、出火原因について関連を調べる方針。
高橋明男所長は「再発防止に万全を期し、速やかに類似機器の総点検を実施する」とコメントした。
倉庫には、再開が目前に控えている7号機などのポンプの部品が保管されていたが、火災による損傷はないという。
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