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更新時間:13:41 Apr 02 2009

李長春常務委員、日本の主要メディアの首脳と面会

李常務委員と朝日新聞社の船橋洋一主筆


 李長春・中共中央政治局常務委員は30日夜、訪問先の東京で、テレビ朝日、フジテレビ、日本テレビ、NHK、日本経済新聞社、毎日新聞社、TBS、読売新聞社、中日新聞社、産経新聞社、共同通信社、テレビ東京、時事通信社、朝日新聞社など日本の主要メディアの首脳と面会し、両国関係の主流を正しく把握し、戦略的互恵関係の発展を加速させるために良好な世論環境を醸成することについて、重要な意見を伝えた。新華社が伝えた。

 李常務委員は「現代の交通技術は中日間の地理的距離を大幅に短縮したが、両国の圧倒的多数の民衆は今なお、主にメディアを通じて相手国や両国関係のことを理解している。両国関係のさらに高いレベルへの発展という重要なチャンスを、さらに幅広い分野における協力へと変え、戦略的互恵関係の発展を加速させるには、良好な社会世論環境が双方にとって非常に重要だ。両国のメディアはこの点において逃れられない社会的・道義的責任を負っている」と述べた。

 李常務委員は両国のメディアに対し、次の3点で引き続き努力するよう求めた。

 (1)両国人民間の相互理解と信頼を促し、「真実・全面・客観的」の原則と責任を負う姿勢に基づき、両国関係や相手国の状況を報道すること。

 (2)両国関係の発展の方向と主流を正しく把握し、両国関係の大局に立ち、各分野における両国間の互恵協力を積極的に促し、各分野における両国間の協力の強化にプラスとなるニュースを多く報道し、両国の戦略的互恵関係の推進にプラスとなる情報を多く提供すること。

 (3)両国メディア間の交流や協力を一層強化し、引き続き「北京-東京フォーラム」をしっかりと開催し、「中日メディア対話活動」をしっかりと実施し、率直で誠意ある、踏み込んだ、理性的な対話にプラスとなる新たなルート、新たな形式を創出し、両国人民の理解増進のためのプラットフォームの構築に努め、両国の共同発展の実現に貢献すること。

 李常務委員は翌31日に、読売新聞社とNHK本社への見学も行い、日本メディアの管理・運営状況を詳細に把握した。(編集NA)

 「人民網日本語版」2009年4月1日

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