音声ブラウザ専用。こちらより記事見出しへ移動可能です。クリック。

音声ブラウザ専用。こちらより検索フォームへ移動可能です。クリック。

NIKKEI NET

音声ブラウザ専用。こちらより記事見出しへ移動可能です。クリック。

肝炎治療の助成利用伸びず、受給要件を緩和 09年度から厚労省

 昨年4月に始まった肝炎患者へのインターフェロン治療費助成制度の利用が伸び悩んでいる。厚生労働省は年間10万人の助成を見込んだが、昨年8月までの受給者は約2万2000人と目標の4分の1以下。患者からは「所得制限が厳しい」との批判が強く、同省は来年度から所得などの要件を緩和することを決めた。

 抗ウイルス薬「インターフェロン」治療はB型、C型肝炎に有効で根治できる場合もある。ただ約1年間にわたって月約7万円を自己負担する必要があり、治療をあきらめる患者もいた。今年度導入された助成制度は世帯所得に応じて、負担上限を月1万―5万円に軽減。年間約5万人いた治療者数を約10万人に倍増させ、7年計画で患者をゼロにする目標を掲げている。(07:00)

関連特集

関連記事

社会 | おくやみ