メガネのハラダは昭和初期に富山一の繁華街、総曲輪道りで誕生したんですよね?
はい。1929(昭和4)年に先代が総曲輪道りに小さなのれんを構えたのが最初です。東別院の門前町として栄えたこの辺りは、近隣の人だけではなく、県下全域から多くの人々が集まり当時からとても賑わっていました。今は人の流れも変わって郊外に人が集まるようになってきましたが、総曲輪の本店には先代の時代から長くお付き合いいただいているお客様が訪れてくださることも多く、当社の原点として私も毎日、店頭に立っています。


その姿勢が富山市内シェア50%という大きな数字として現れ、長く親密な顧客との繋がりになっているのですね。
当社のお客様カードは家族単位で分類されています。その中には創業当時からの方もたくさんいらっしゃいます。最初のお客様、その方がご結婚され、お子さんが生まれ、お孫さんが生まれて、・・・と、どんどんカードが厚くなっていくのが私どもの一番の財産だと思っています。当社が富山市内でシェア50%という高い支持を頂いているのは、こうした濃密なコミュニケーションの積み重ねの結果だと思います。