アークエンジェルズ

「アーク・エンジェルズ」の活動の記録です。
さよならティム
皆様から応援して頂いてたゴールデンレトリバー「ティム」がお星様になりました。
推定12歳と数ヶ月・・・。
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数ヶ月前に血液検査をした時には異常は全く見られませんでした。
ティムが亡くなる前日の夜まで、ティムは私達が食事をしてると頂戴頂戴と寄って来ていました。
いつもと変わりない時間を送っていました。

翌朝、食事に一番に反応するティムに元気がないので、おやつを差し伸べてみるが匂いを嗅ぐだけ・・・
絶対におかしいと思い、即病院へ走る。
先生に最善の処置をして頂きましたが、病院へ到着して4時間でティムはうっすらと笑みを残して眠るようにお空へ旅立って行きました。
あまりにもあっけなくさよならしてしまって私たちは呆然と立ち竦む事しか出来ませんでした。
滋賀シェルターや神戸レスキューの子達でバタバタした毎日をティムはじっと見守っていました。
通院することすら無くみんなに手間をかけずに・・・
もう少し看病させてほしかった・・・

広島ドックパークでティムと出会って丁度1年が経ったのでした。
お散歩が大好きでした。
ティムの宝物は太く編んだベージュのロープリードでした。
朝ごはんを完食するとすぐに吊っているリードを自分で取り散歩をせがんでいました。
どんな事があってもティムの散歩は1番です。
初めてのボランティアさんも安心してお散歩に連れて行って下さいました。
お散歩から戻るとティムはリード掛けから数本のリードを自分で運んでその上にご機嫌で眠っていました。

ティムは安らかに眠っています。
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ティムは先に行ったデールとライブにとお届け物を頼まれました。
黄色いガーベラをデールに・・・
オレンジのガーベラをライブに届けてねと・・・
しっかりと腕に抱いています。
デールとライブが迎えに来てくれるからティムは道に迷う事無く導かれて行くでしょう。
そして、百年天使と一緒にラッパを吹きながら皆に幸せをばら巻いていってくれる事と思っています。

先日、日誌にロム君の残していった寿命をティムにあげてね。とお願いした矢先の事でした。
何とも皮肉に感じました。
暫くお伝え出来なかった事を深くお詫び申し上げます。
8月の末から最愛の子達を相次いで亡くしてしまいました。
涙が涸れる事がない日が続きました。
私たちは3頭の子達を語る度に涙で悲しみを感じますが、代表はじっとこらえていました。
亡骸を送る時にだけ一人目を真っ赤にしていました。

悲しんでばかりはいられないのです。
助け出された子達が元気いっぱいになって旅立ちを待って入るのですから・・・

デール・ライブ・ティムの声が聞こえます。
「泣かないで・・・」
「楽しかったよ・・・」
「頑張って前に向かって進んで・・・」と。。。

皆で最後に行った滋賀シェルターで2007.9.23
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沢山の方から応援して頂きました。
老犬になって日々足にふらつきが出て、お散歩の距離も随分短くなりました。
数ヶ月前に里親様への譲渡は断念し団体の子として愛育しておりました。
皆から「ティム爺」と呼ばれ可愛がってもらっていました。
自分の嫌な事をされると歯を剥く抵抗をする事もありましたが、今では全てが良い思い出になっています。
本当に有難うございました。

PS:ボランティアの皆さん、そしてレスキュー時から僕を大切にしてくれたMさんと仲間達、そしてホストファミリーさん。
僕は楽しかったよ。
幸せだったよ。
狭い狭いバリケンで2年も閉じ込められていた悲しい時もあったけど最後は皆に出会えて沢山の笑顔をもらい、優しい暖かい手で撫でてもらった感触は忘れない・・・
本当に本当に有難う。
さようなら・・・
Byティム
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